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今週の本題でーす
沖縄県には一般的に「方言(ほうげん=地方の言葉)」と呼ばれる言葉があります。
東北弁や大阪弁、京都弁や福岡弁と同じように「日本の標準語共通語に対して使われる言葉」です。本土の人はこの流れの延長で「沖縄弁」と表現する方が多いような気がします。
結論からお話しすると、私は「方言」では無く、日本語から派生して出来た独特の言葉「琉球語」だと思い、この言葉に誇りを感じています。今でこそ「うちなーぐち(=沖縄語)」と県内でも表現するのが当たり前になり、うちなーぐちを後世に残す活動が多くされるようになりました。実はうちなーぐちを「方言」と位置付けたのも、何を隠そう沖縄の人々なのです。なぜそんな事になったのかは後で登場します。
本日は、1900年~1990年代頃の「うちなーぐち」のお話をしてみようと思います。
1970~90年頃のうちなーんちゅ(=沖縄人)あるあるですが、おじいさんとおばぁさんの会話は中学生でも7から9割理解できないです。彼らの日常はうちなーぐちで、中学生の日常は日本語が使用されているからです。おじいさんやおばぁさんは孫と会話する時、日本語を使用して会話します。この時点で沖縄のご老人は2カ国語話してしまいます。彼らは聞かれない限り うちなーぐち を孫に教える事はありません。日本語で話した方が、時短ができて楽なんです。逆に うちなーぐち の日本語訳を自分の息子、つまり私の父に尋ねていたこともありました。
・なぜ沖縄は「言葉の二分化」が起きてしまったのか
答えはこちらです
これは「方言札」という札です。小学校内で方言を使った者にはこの札を首から掛けさせます。この札を外すには、次の方言を話す者を見つける必要があります。毎日続く「鬼ごっこ」のようなものです。これを続ければ、そのうち皆、方言を使わなくなります。実は、日本では明治末頃から「標準語の普及運動」が行われました。当時、統治していたパラオも含み全国展開した運動です。この運動は沖縄県のみ本土復帰する1972年まで続けられました。(他の地域は太平洋戦争後に自然消滅したようです。)この結果、上記したような言葉の二分化が起きました。
・琉球語は日本に強制排除された
上記すると琉球語は日本国に強制的に「排除された」印象を受けがちですが、実はそうではありません。この運動は当時の沖縄の人々を基地問題と同じように2分しました。本土復帰が近づくにつれて標準語を話すことを望んだ人々と自分たちのアイデンティティを守るべきとの意見です。本土復帰しても方言しか話せないと本土の人と会話が出来ません。つまり本土で仕事ができないのです。
・うちなーぐちは何語
うちなーぐち は日本語が基になっているのは確かです。前回のBlogで紹介したように解説付きで聞けば何となく理解できたと思います。「書き」に関しても、内容を理解できるかはさておき、琉球王国時代から漢字やひらがなを使っており、見た目は完全なる江戸時代の日本語です。
※琉球政府が出した辞令書
ただし、明・清国と交流するときは漢文を使用しています。国王の直筆等は冊封(=さくほう うちなーぐち=「さっぷー」)を意識して漢文風のものが多いです。
私は言語学者ではないので具体的な根拠を示すことが出来ませんが、独特のイントネーションと、うちなーぐち にしかない名詞、例えば太陽は うちなーぐち で「てぃだ・てぃーだ」と呼びます。このように独特の名詞が多数存在することをふまえると、日本語に属性を持つ独特な言葉と認識していいのかと思います。
・琉球語にも方言がある
言葉が重複してややこしいお話ですが、 うちなーぐち文化圏の中でも 方言があります。代表格は「ありがとう」の意味を表す言葉です。本島では「にふぇーでーびる(=2回お参りする)」と言いますが、石垣島では「みーふぁーゆい(=3回お参りする)」と表現されます。語尾やイントネーション等と共に島々やエリアで様々に変化しています。
沖縄は基地だけじゃない
言葉1つとっても大変です。
今週もありがとうございました!(^^)!
ステキな巣ごもり生活をお送り下さい(^_-)-☆
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