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南北朝時代中期~後期初め

奈良県天理市柳本町140
長岳寺五智堂から東方近く石仏群中

花崗岩製

 長岳寺五智堂から東方へ、長岳寺方面に少し進むと、道路左側から狭い路地の奥に向かって小石仏群が2列に並べられている。その前面、道路に近い所に有る。

 下部が蓮座までセメントに埋め込まれている。掘り出せば方形に近い形だと思われる。その碑面一杯に、舟形光背型龕を像に合わせて彫り込み、左に来迎印阿弥陀如来立像、右に右手錫杖、左掌宝珠の地蔵菩薩立像を半肉彫りする。両像が密接して立っているので、舟形龕は、重なる側面は省略して、頭部だけを残して一つの龕のように繋げている。蓮座は、埋まっているが、像容から善教の作品と理解される。

 奈良県内に地蔵・阿弥陀二仏の双仏石は、多く見られるが、室町時代のものが多く、その古い作品例である。また、地蔵石仏が多い善教石仏の数少ない阿弥陀立像石仏の1体である。

 

2024.03.05.
参考文献;『石仏山の辺』(太田古朴著 綜芸舎 S.45.01.10
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