1270.06.日  文永七年庚午六月日

奈良県生駒市藤尾町 暗越沿い

花崗岩製

 

道路沿い、1段高くした狭い区画一杯に小堂が建てられ、その中に祀られている。

石高;136.0

像高;107.5

縦に細長い菱形石の表面を粗く整え、来迎印の阿弥陀如来立像を薄肉に浮き立たせ、像容の各部は太い線刻で明瞭に彫られている。像の頭頂の肉髻までを残し、その上を欠失している。足下の蓮座は、蓮肉を加え、幅が狭くて正面に入りきれない部分は、両側面まで回して彫っている。

 

銘が左側面下部(向かって右側面)にある。

 

「文永七年庚午六月日」

「為西仏過去也」

 

像の右側(向かって左)に

「南無阿弥陀仏」       

と刻字が確認できる。

 

この名号は、(日本石造美術辞典)には記載されておらず、追刻ということだろうか。

よくわからない。

 

1969.07.22.25.撮影

 

参考文献;日本石造美術辞典 川勝政太郎著 東京堂出版 s.53.08.25

     石仏第1・2・3合本号 太田古朴編 綜芸舎  s.44.09.20