1364.02.22. 貞治三年甲辰二月廿に日
奈良県天理市柳本町833 迎蓮寺毘沙門堂
花崗岩製
建治二年銘石棺仏と小石仏群を祀る小堂の外、毘沙門堂の壁際に並べられた石仏群の中央の石仏。
石高;54.0センチ 下部幅;48.0 上部幅;37.0
像高;34.5
上部を少し窄めた方形に近い石の表面に舟形光背型龕を彫り込み、中に右手錫杖、左掌宝珠の地蔵菩薩立像を半肉彫りする。像下部に少し形式化が進んだ線刻蓮座を加える。
像容や線刻蓮座の形から、善教作の小石仏だとわかる。長岳寺周辺には、同じ大きさの善教作小石仏が点在し、地蔵像石仏が多く見られる。
舟形光背の左側に「貞治三年甲辰二月廿二日」の銘がある(註1)。刻字は、肉眼では読み取れなかった。『石仏山の辺』からの引用である。善教作石仏は、これを最古として永徳三年(1383)までが確認されている。
2024.03.05.撮影カラー
(註1)『石仏山の辺』(太田古朴著 綜芸舎 S.45.01.10)
-----
EXTENDED BODY PRIVATE:









