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1322.08.日 元亨二年八月 日
熊本県荒尾市大字下椛字堂辺田 賀庭寺境内
凝灰岩製
塔地上高;78.0センチ
脚部下部幅;32.0 脚部上部幅31.5 脚部上部厚;14.5 脚部高;11.5
身部下部幅;31.5 身部上部幅;29.5 身部高;41.5
額部幅;29.5 額部高;9.0
土中埋め込み式。根部の下部は、幅と厚みを粗く削って、現在、その部分を直接埋め込んで建てられている。根部の上半分から山形まで、正面と両側面の表面を整形する。正面幅は、根部を最大にして、上部切込み幅を少し小さく加工する。側面厚は、左右で少し異なるが、根部は少し薄く、額部から山形下端までが最大厚になり、山形上部を薄くする。
根部は、身部より1.5センチ厚く出す。身部は、碑面全体が少し湾曲し、横断面もわずかに湾曲加工している。額部は、身部から3.0センチと根部より厚く出す。2段の切込みは、深く明瞭に削り、側面まで回す。幅は、切込み1段目までは根部からの延長でつなぎ、2段目は少し幅を大きくする。山形は、頂部を大分欠いている。
身部には、陰刻蓮座上に三尊配置の種子と両側下部に各1行の刻字がある。
「永舜生霊」
「キリーク」「サ」「サク」
「元亨二□戌八月 日」
紀年銘の4字目「□」は、字画が明瞭ではないが、何とか「壬」と読めそうである。種子は、刷毛書薬研彫する。横幅の広い「キリーク」字の書体に癖はあるが、陰刻蓮座とともに、紀年銘の鎌倉時代末期にふさわしい力強さがある。
1986.07.23調査
参考文献;『荒尾の石造物』(肥後金石研究会、荒尾市教育委員会編、荒尾市教育委員会、1994.03.31.)







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