にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

1326.04.18  .正中三年二二月十八日


京都府相楽郡加茂町森 森八幡宮


砂岩製





 神殿の向かって右側、山の斜面に大きな石が折り重なって露出している所がある。その内の独立した2個の大きな石の正面に当たる平らな面を利用して、頭部を丸く加工した縦長の龕高約1.2メートルを大まかに彫り込み、中にそれぞれ1体ずつ、像高約1メートルの不動明王立像、毘沙門天立像を線刻で彫刻している。


 向かって左下方は、線刻不動明王立像。龕下辺に素足で足先を少し開き、右斜め前を向いている。右手は肘をく字に曲げ腰のあたりで細身の長い剣の柄を握る。頂蓮、索髪、片目半開、上下二牙、額に水波相、左手は、肘を軽く曲げて膝上に垂らし、索を持つ。腕釧、臂釧、足釧、三道、胸飾を付ける。全身を包む火炎光背を付ける。


 向かって右上手は、線刻毘沙門天立像。龕下辺に、右足を右に開いて、左斜め前を向いている。胸部が大きく剥落しているのが惜しまれる。右手は、肘を曲げて上に挙げ、三叉戟を持ち、左手も肘を曲げて上に挙げ、掌上に宝塔を捧げ持っている。宝冠を付け、鎧を着て沓を履いている。





線刻不動明王立像石仏銘





 (左肩脇)


  「松童之本地」





 (左腰から左足元脇)


  「干時正中三年丙寅二二月十八日」  *「時」は半欠。





 (右腰から右足元脇)


  「勧十方檀那奉造立」


  「願主佛子佮阿」





線刻毘沙門天立像石仏銘





 (頭部左脇)


  「武内之本地」















参考文献;『日本石造美術辞典』(川勝政太郎著 東京堂出版 S.53.08.25.)


     『石仏柳生街道』(太田古朴著 綜芸舎 S.43.09.20)





2018.03.23.撮影










-----
EXTENDED BODY PRIVATE: