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鎌倉時代初期・鎌倉時代中期・鎌倉時代後期


所在地;福岡県福津市大字勝浦字新原3783 双山(ぬやま)


玄武岩製





塔高; 90.0センチ


基部幅(最大幅);36.5


基部厚(最大厚);30.5





 墳丘斜面の手前側、左の自然石塔婆。碑正面上部に、梵字「ア」を文字の輪郭だけを線刻する。その下、月輪内に「バク」その月輪に文字の輪郭の刻線を半分削られて、「カーン」が確認できる。背面は、「アーンク」を文字の輪郭だけ線刻する。


 正面の梵字「ア」・「カーン」の2字は、その書体が(3)の正面の「バン」「アーク」と共通している。第1群に属するものと考えられる。尊名は、「ア」は不明。「カーン」は、(大乗院自然石塔婆群(1)の存在により)不動明王と思われる。


 月輪内の梵字「バク」は釈迦如来。


 背面の「アーンク」は胎蔵界大日如来。


 正面下の月輪内「バク」は、(3)月輪内「バン」・(5)の月輪内「キリーク」と同様の表現で、文永十一年改立の時のもので第2群と考えられる。


 背面の「アーンク」は(3)の「ウーン」「カンマーン」、(5)の「ウーン」と書体、同様の表現で、第4群に属するものと考えられる。





1984.10.01調査





参考文献;『九州の石塔上巻』(多田隈豊秋著 西日本文化協会 S.50.08.01.)




『太宰管内誌』


『種子抄 曼荼羅附表(一)』(望月友善編)













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