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1549.10.28.  天文十八年十月廿八日


福岡県みやま市高田町竹飯1283 万願寺墓地


安山岩製





塔高;123.0センチ


下部最大幅;92.0 下部幅;91.5 下部左側厚;18.0


最大厚;21.0





 上方を斜めに半分ほど欠いた縦長長方形で、ほぼ厚みの一定した厚い板状石を使用している。


 上方中央に梵字「ア」を刷毛書きして、浅く平底に彫り込んでいる。その下に3行の刻字がある。





          「天文十八年」





 梵字「ア」  「法印宗眼大和尚位」





          「十月廿八日」





 仏種子、紀年銘、法名だけの簡単な表現である。上部にこの塔の本尊の種子「ア」が彫られているので、仏塔には違いないが、その下に法名が大きく表現されており、あとは紀年銘だけという簡単な内容は、近世墓碑に近い表現方法を取っている。梵字「ア」は、胎蔵界大日如来の種子ではないかと思われる。この自然石塔婆は、天文十八年十月廿八日に亡くなった「法印宗眼大和尚」の墓塔として、胎蔵界大日如来を本尊にして建立されたものと思われる。その造立の時期は、正確には分からないが、その墓碑的な表現内容から、あるいは、桃山時代に近い時期まで降る可能性も考えられる。 








1992.09.15調査











 




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