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1355.04.彼岸  文和第二二 二月彼岸


大分県国東市国見町野田 十王堂


安山岩製





塔高;220.0センチ


膝上面幅;31.0 膝前面高;15.0 膝高;19.0 基部厚;21.0


身部下部厚;18.0 身部中央厚;19.0 身部上部幅;33.0  


身部高;172.0


額部厚;16.0 額部・山形高;29.0





 縦に細長く加工された板状の碑伝型板碑。


 下部に膝、上部に厚い額を出し、2条の切れ込みを入れ、山形は少し高めにして頂部を鋭角に尖らす。額部は、大きく面取りしている。


 額の直ぐ下の碑身上部に、梵字「アン」を浅めに薬研彫する。梵字の高さは32.5センチ。碑身下部に銘文がある。梵字と銘文の間は無地で大きく空けている。





 銘文は3行





  「孝  ○」      *「○」は欠失。





「文和第二二 二月彼岸」  *「二二」と「彼岸」は横並び。「二二」は「四」。「第」は略字使用。





「大願主妙○」








『大分の石造美術』には、





   「孝 子」





「文和第二二 二月彼岸」  *「二二」と「彼岸」は横並び。





   「大願主妙雲」





と読まれている。





 梵字「アン」を『大分の石造美術』では、大日如来の種子としている。可能性が一番高いと思われる選択だが、一概には決め難い。








1975.08.08.








参考文献;『大分の石造美術』(望月友善著 木耳社 S.50.09.30.)










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