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南北朝時代後期


大分県豊後高田市中村 公民館


安山岩製





 公民館の道路側にある。


 塔高;153.5センチ


 基礎は、幅59.5センチ、高28.0で比高を低く作る。上2段造り出し。基礎上面は、かなり傷んでいる.側面各隅には、宝篋印塔笠を天地逆にしたような細長い反花部2弧隅飾を下辺まで薄く彫り残す。脚の長い、2弧の持送り式脚部とも取れる形である。


 塔身は無地。上下ともに浅く彫られた大入れの枘に入れている。道路と反対側に幅4.0、高さ1.0の薄い納入孔が有り、そこから内部に空洞があることが確認できる。


 笠は、下4段、上6段、6段目は、他の倍の高さを取り、上面を大きく幅広にとる。軒は、側面を内傾させ、浅い区分を付けて2段に作る。隅飾は1弧、わずかに上に開く。背面の2個は上部を欠失している。


 相輪は、九輪まで残し、上部は欠失している。反花と請花は断面四角にして、単弁12葉を浮彫りする。間の紐帯は、ねじった紐のようにジグザグにつないでいる。請花の上を少し開けて、幅の狭い九輪を浅く浮彫りする。


 基礎の反花部2弧隅飾浮彫りと相輪請花、反花の断面四角に、九州様式の影響を受けているのが確認される。笠上部の幅が極端に大きくなって相輪とのバランスが悪くなっている所などと併せて、南北朝時代後期造立と考えられる。








1975.08.06.







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