吉松郷土誌(改訂版) 吉松郷土誌編集委員会編集 吉松町発行 H.7.03.31発行
鹿児島県
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●1-1.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)鶴丸 雪松温泉前 三叉路傍 猿田彦大神自然石碑
(写真・図版あり)
*もとは庚申塔と思われる自然石塔婆を猿田彦大神碑に改変したもの。
(写真・図版あり)
*もとは庚申塔と思われる自然石塔婆を猿田彦大神碑に改変したもの。
1871.03.10.
碑高;105㎝ 幅;67 厚さ;8
碑高;105㎝ 幅;67 厚さ;8
(正面上部)
「明治四年」
「猿田彦大神」
「三月十日」
*(現在縦長の長方形に近い形で建てられている。旧碑の下部半分を逆さにして、その正面基部部 分(本来は土中埋め込み部分)に刻字している。元の自然石塔婆の上半分は不明。)
●1-2.1-1と同一石。 庚申塔か (写真・図版あり)
*猿田彦大神碑に改修される前の自然石塔婆。元は庚申塔と考えられる。
*猿田彦大神碑に改修される前の自然石塔婆。元は庚申塔と考えられる。
紀年銘不明
(正面)
「○○・・○以此功徳」
「○○・・○中供養像○」 *「中供養」は、「申供養」の可能性あり。
「○○・・○我時與○○」
(背面)
「○源」
「七兵衛」
「清入」
「万左衛門」
「鶴之○」
「三右衛門」
「助左衛門 市助」
*旧碑の下部半分を逆さにして建てられているので、銘は逆さになっている。
元の自然石塔婆の上半分は不明。
元の自然石塔婆の上半分は不明。
●2-1.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)原口~麓 農道脇 猿田彦大神自然石碑
(写真・図版あり)
*自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。もとの内容は不明。
1871.02.吉祥日
高;78㎝ 下辺幅;32 幅(厚の誤植か);8
(写真・図版あり)
*自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。もとの内容は不明。
1871.02.吉祥日
高;78㎝ 下辺幅;32 幅(厚の誤植か);8
(正面)
「干時明治四辛未」
「猿田彦大神」
「二月吉祥日」
*上部がとがった、縦長の3角形に近い形の自然石碑。
●2-2.2-1と同一石。 元の内容は不明 (写真・図版あり)
1811.09.
高;78㎝ 下辺幅;32 幅(厚の誤植か);8
1811.09.
高;78㎝ 下辺幅;32 幅(厚の誤植か);8
(もとの正面、現在背面)
「七福即」
「文化八年九月」
*旧碑を逆さにして建てられているので、銘は逆さになっている。もとの碑からは大きく欠けてい るものと思われる。元の自然石塔婆或いは碑の欠失部分は不明。
●3.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)原口 後城山 庚申塔 文字庚申自然石塔婆(写真・図版あり)
1740.01.18.
高;130㎝ 中辺幅;75
1740.01.18.
高;130㎝ 中辺幅;75
(正面)
「元文五庚申」
「サ之善兵衛」
「サ之善兵衛」
「願主西太郎兵衛」
「竹之上○○」
「願以此功徳普及○」 「一切」
「薗田○兵衛」
「願以此功徳普及○」 「一切」
「薗田○兵衛」
「竹之上助右門」
「鶴永八郎右門」
「奉造立庚申供養」
「竹之上兵左門」
「奉造立庚申供養」
「竹之上兵左門」
「宇都門
権右門」
「我等○衆生皆共成佛」 「道」
「西六郎○○」
「○○○姉」
「正月十八日」
「○○馬七左右門」
「敬白」
「○」
「正月十八日」
「○○馬七左右門」
「敬白」
「○」
*下部が幅広く、上部がとがった自然石。中央の高さのところで、2つに折れている。
倒れた状態で土の上に置かれている。
倒れた状態で土の上に置かれている。
●4-1.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)中津川 旧役場前国道脇 猿田彦大神自然石碑
(写真・図版あり)
*庚申塔自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。
1871.01.吉日
高;128㎝ 幅;84 厚;14
(写真・図版あり)
*庚申塔自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。
1871.01.吉日
高;128㎝ 幅;84 厚;14
(正面)
「明治四辛未年」
「猿田彦大神」
「正月吉日」
●4-2.4-1と同一石。 庚申塔 文字庚申自然石塔婆 (写真・図版あり)
1728.09.13
1728.09.13
(もとの正面、現在背面)
「享保十三戊申天」
「奉造立庚○」
「九月初十三日」
●5.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)永山 別所氏宅前県道脇 ○田彦大命自然石碑
(写真・図版あり)
1735.09.28
高;122㎝ 厚;150(?)
下部幅;70 中央部幅;50 上部幅;52
(写真・図版あり)
1735.09.28
高;122㎝ 厚;150(?)
下部幅;70 中央部幅;50 上部幅;52
(正面上部)
「(不明彫刻?)」 *上部に四角枠を破線で表示
(正面中央部)
「享保二十年」
「 田彦大命」 *「田」の上に欠字の表示は無い。
「九月二十八日」
(正面下部)
「中村六右衛門/植木右兵衛/(他、多数の交名あり)」
「奉造立四○門/次兵衛」
●6.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)山下 三叉路傍 猿田彦命庚申自然石碑(写真・図版あり)
紀年銘無し
高;112㎝ 下部厚;39 上部厚;19
下部幅;48 中央部幅;43 上部最大幅;57 上部幅;50
紀年銘無し
高;112㎝ 下部厚;39 上部厚;19
下部幅;48 中央部幅;43 上部最大幅;57 上部幅;50
(正面上部)
「(丸に三つ鱗紋様)」
(正面)
「祈願圓満」
「奉講○ 猿田彦命庚申神道造立」
「成就」
(左側面 *向かって左側側面)
「栗元之藤助」
●7-1.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)原口 前田温泉前路傍 猿田彦大神自然石碑
(写真・図版あり)
*庚申塔と思われる自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。
1871.02.大吉日
高;138㎝ 下辺幅;50 厚;7
(写真・図版あり)
*庚申塔と思われる自然石塔婆の背面を使用して猿田彦大神碑に改変したもの。
1871.02.大吉日
高;138㎝ 下辺幅;50 厚;7
(正面 元の碑の背面使用)
「干時明治四年辛歳」
「猿田彦大神」
「二月大吉日 敬白」
●7-2.7-1と同一石 梵字自然石塔婆残欠 元は庚申塔か (写真・図版あり)
紀年銘無し
紀年銘無し
(背面 元の正面)
「七難即滅」
(梵字)「○○、ブーン、タラーク、キリーク、アク、サ、サク」
*碑は、大きく割れている。欠失部分は失われている。
梵字の「ブーン」は「ウーン」の誤読か。この梵字の配列は、同町内では、他の庚申塔
にも使用されており、また、猿田彦碑にわざわざ改変されていることからも、もとは庚
申塔だったのではないかと思われる。
梵字の「ブーン」は「ウーン」の誤読か。この梵字の配列は、同町内では、他の庚申塔
にも使用されており、また、猿田彦碑にわざわざ改変されていることからも、もとは庚
申塔だったのではないかと思われる。
●8-1.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)中津川 麓 番屋瀬戸路傍 猿田彦大神自然石碑
(写真・図版あり)
*もとは庚申塔と思われる自然石塔婆を猿田彦大神碑に改変したもの
1871.02.吉祥日
高;94㎝ 幅;36 厚;19
(写真・図版あり)
*もとは庚申塔と思われる自然石塔婆を猿田彦大神碑に改変したもの
1871.02.吉祥日
高;94㎝ 幅;36 厚;19
(正面 元の碑の背面利用)
「干時明治四年」
「猿田彦大神」
「二月吉祥日」
*縦長長方形、上部は不整。
●8-2.8-1と同一石 庚申塔か 梵字自然石塔婆 (写真・図版あり)
紀年銘無し
紀年銘無し
「汝等諸行」
(梵字) 「ドバウ?の逆さ字、バン、ウーン、タラーク、キリーク、以下土中」
「漸々修覚」
*この梵字の組合わせと偈は、同町内の庚申塔と同表現なので、
もとは庚申塔ではないかと考えられる。
もとは庚申塔ではないかと考えられる。
*梵字の最初の1字は単純に見れば、
①ダを2字重ねた「ダ」十二宮のうち「男女宮」の逆さ字
②ダとバを切り継いだ「ドバ」、そしてそれを逆さ字にして、下の「バン」のアン点を加 えて、「ドバウ(特別な発音、アルファベット音では、ダバン)」「除蓋障菩薩(ジョ カイショウボサツ)」
この場合は、②が有っているように思える。
①ダを2字重ねた「ダ」十二宮のうち「男女宮」の逆さ字
②ダとバを切り継いだ「ドバ」、そしてそれを逆さ字にして、下の「バン」のアン点を加 えて、「ドバウ(特別な発音、アルファベット音では、ダバン)」「除蓋障菩薩(ジョ カイショウボサツ)」
この場合は、②が有っているように思える。
●9.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)川添 八所 永野寛雄氏宅前路傍 庚申塔 自然石塔婆
(写真・図版あり)
紀年銘無し
高;120㎝ 厚;22
基部幅;35 中央部幅;57 上部幅;43
(写真・図版あり)
紀年銘無し
高;120㎝ 厚;22
基部幅;35 中央部幅;57 上部幅;43
(正面中央)
「奉造立庚申待供養石一基」
●10.姶良郡湧水町(旧姶良郡吉松町)永山 平谷浩章氏宅 庚申塔 自然石塔婆
(写真・図版あり)
1736.04.吉祥日
高;135㎝ 基部厚;30
基部幅;100 最大幅;105 上部幅;85
(写真・図版あり)
1736.04.吉祥日
高;135㎝ 基部厚;30
基部幅;100 最大幅;105 上部幅;85
(正面上部)
「サク」
「キリーク」
「サ」
(梵字下部)
「享保廿一丙辰天」
「祈願成就」
「奉造立供養庚申石」
「皆令満足」
「講」
「四月 吉祥日」
「講」
「四月 吉祥日」
吉松郷土誌(改訂版) 吉松郷土誌編集委員会編集 吉松町発行 H.7.03.31発行
(この項未稿 続く)
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