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1343.02.27  旹康永ニ年癸未二月二十七日


熊本県玉名郡南関町大字久重字打越


凝灰岩製







南関町久重から大牟田市三池へ通じる峠道の南関側の昇り口に位置する、細長い谷あいの水田上の斜面上に2基の自然石塔婆が並んで建っている。右が康永ニ年銘塔。左は、銘文がない。







 上細りの自然石の表面を磨いて、梵字3字を刷毛書き薬研彫りしている。紀年銘が梵字の右下に1行ある。他に刻字は見られない。





 梵字





 「バク」「キリーク」「アーンク」





で、それぞれ、釈迦如来、阿弥陀如来、胎蔵界大日如来と思われる。





 紀年銘





 「旹康永ニ年癸未二月二十七日」








 同所には、この塔に並んで、梵字「アーンク」自然石塔婆がある。こちらは梵字1字のみで無銘だが、康永ニ年銘塔の梵字の書体に比べるとその表現が殆ど同じで、或いは同人の手になると思われるほど似通っており、ほぼ同時期に造立されたのではないかと思われる。





拓本は、有明拓本研究会採拓のもの。








参考文献;『有明地方石文集』(多田隈豊秋編著 有明地歴研究会刊 昭和43年)





この項未稿







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