サードオピニオン会・講演会のお知らせ
減断薬読本購入希望の方

事実報道に本ブログ記事が連載されています。

 

共に活動してきた仲間がちょっと落ち込んでいる。

もうこうした活動はやめて、世の中の大勢と同じように、ちょっと対応困難な人には障害者レッテルを貼って、まとめて管理するほうが良いのではないかと思ったりするとまで言っている。

 

私も時折、同じような考えが頭によぎることはある。もはや、それで揺らぐようなことはないけれども。

 

有名になればなるほど社会に対する影響力は増す。

会の会員が多ければ多いほど発言は重く受け取られる。

だが、有名になればなるほど敵も増え、風当りも強くなる。

会員が増えれば増えるほど、不穏分子が増えていく。

 

こうした活動を長くやって思うのは、活動が崩壊するのは大抵は外部からの圧力ではない。

内部崩壊である。

 

最近話題になっているLINEでの虐め。

わたしはLINEはやっていないが、それと同じようなことが、TwitterやFacebookでも起きる。

簡単に繋がり、簡単に揉める。

コミュニケーションツールとしてのSNSは素晴らしいが、それは簡単に人を貶めるツールにもなる。

直接、顔を合わせないからか、その場での発言は大変無責任な発言となる。

それは、最近問題になっている車に乗ると急に横柄になることと似ている。

 

インターネットは、個人に素晴らしい情報発信力をもたらした。

私がこの活動を広げるためにも大変役に立っている。

だが、簡単に繋がれるということは、前述のような弊害も増えるということなのだ。

妄想が繋がって集団妄想になることもある。

 

自分たちの人権を守れと言いながら、ネット上での自分たちのやっている人権侵害には気が付かない。

対等に扱うということは、障害者だからと言ってそれが許されるわけではないということ。

ネット上やLINEグループで個人名をさらして糾弾することは明確な人権侵害である。

それがわかっている人は決してネット上でやり返したりしない。

ひたすら沈黙するだけである。自分を貶めている人の人権にまで気を配っているのだ。

そこまで我慢しないとこうした活動は続けていけない。

 

実際そうしたトラブルの中で沢山の人が活動から去っていった。

もう数えるのも不可能なほどだ。

本当の味方は誰なのかよくよく考えてもらいたい。

何か直接の害を受けたわけでもない。あなたの不平は大抵自分の期待にそわなかっただけである。

 

可哀そうだから~してあげるなんてことは私は絶対にしない。

こちらから押しかけたり、強制することも決してない。

可哀そうなんて思うこと自体失礼だと考えている。

求められれば、出来ることだけ返すだけ。けれども、その機会はいつでも開かれている。

だが、対等に扱うという事は、責任も対等であることを忘れてはならない。

そうなる事情を理解しないわけではない。だが人権意識というのは障害者であるかどうか以前の話。

イタリアでは、障害者であっても人権侵害は対等に罰せられる。

 

リカバリーの目標は、自分で決めて自分で責任をとるということ。

実はそれは大変厳しいことである。

けれども、この厳しい社会において、それを身につけることこそが唯一の快復方法でもあるのだ。

実際に、そこに気が付いた人は心も体も驚くほど快復する。

障害者であるかどうかは関係ない。

 

快復を後押しする安全・安心な場とは、そうした人が集まっている場ではないだろうか。

そういう場所を私は作りたいし、今は出来なくてもそうありたいと願う人と一緒にやりたい。

 

 

 

我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。

空き家、空事務所、畑、里山、etc

(特に神奈川、東京、関西、福岡)

お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。

 

快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。

 

 全国オルタナティブ協議会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。