炭酸リチウムに注意喚起

炭酸リチウムに。注意喚起がでました。

商品名リーマス。

要望書にも書いた、ＴＤＭ対象薬物です。

血中の薬物動態が安定しないので、一週間ごとに血中の薬物濃度を計測することを尊守せよと言っているのです。

見逃せないのは、この注意喚起の中で、この血中の薬物濃度を計測することなしに発生した副作用被害に対しては副作用被害救済制度の対象としないと明言されていることです。

つまり、これで起きた被害は救済しない。責任は医師にあると言っているのです。
要望書の中で、ＴＤＭの尊守を書きましたが、同じことをＰＭＤＡも言っている訳です。

ちょっと待て、ならば他のＴＤＭ対象薬物はどうするのだ？

フェノバルビタール，ニトラゼパム，プリミドン，ジアゼパム，フェニトイン，遊離フェニトイン、遊離カルバマゼピン，ゾニサミド，エトスクシミド，アセタゾラミド，バルプロ酸ナトリウム，遊離バルプロ酸ナトリウム，トリメタジオン，クロナゼパム，クロバザム，スルチアム
カルバマゼピン
ハロペリドール
ブロムペリドール
炭酸リチウム

みんな中毒死の主役たちだ。
ベゲタミンも、セルシンも、デパケンも、セレネースも、カルバマゼピンもみんなそうだ。

医薬品添付文書に書いてもらいましょう。