また勉強中なので、その前提で読んでください。

よくある処方。

抗うつ剤+統合失調薬(うつ適応がある)+ベンゾ+抗パ剤。

(抗うつ剤のうつはセロトニン不足のうつで、統合失調症の薬は、セロトニンの受容体を阻害するので正反対の作用をするので、別のうつだろう。まさか、効能書きのうつの文字だけ見て、あてずっぽうで処方してるのではないですよね。)

そして、全て抗コリン作用をもち、互いにその作用を増強する。
抗コリン作用は、自律神経のバランスを崩すので、交感・副交感神経の固定化の原因になる。
あおぞらクリニックの菊池医師のいう「向精神薬を飲んでいる人は自律神経が固定化されている。」という知見とあう。

代表的な向精神薬、抗パ剤は、ほとんどが、抗コリン作用がある。抗コリン作用は、精神科治療にはつきものだといっていい。

抗コリン作用は、セロトニンとかドーパミンなどのモノアミン物質のシナプス間隙での濃度が高まることによっておきる。先の処方は、シナプス間隙のモノアミン量を最大化する。

言ってみれば、抗コリン作用を引き起こすための処方である。

アカシジアも、セロトニン症候群も、悪性症候群も、すべて、似たようなメカニズムで起きる。
薬を飲んでいて、座っていられなくなったり、口がもごもごするようになったら、それは薬剤性の症状です。

支援学級の子供で、口をもごもごしている子供が沢山いるらしいが、それは、薬の影響である。

素人の私でも、被害者の症状が、薬が原因であることは明白なのだ。
そもそも、薬を飲んでおかしくなってるのだから、まず疑うべきは薬の副作用だろう。

この薬の明白な副作用を認めない医師が多すぎる。というかほとんどだろう。

殆どの離脱症状を認めないこうした状況のなか、(医原病であるにもかかわらず)被害者は医療からの支援を全く得られないという理不尽な状況にある。

今日、面談した被害者は、ベンゾ系麻酔薬の大量投与で引き起こされた薬剤性の症状(悪性症候群の初期症状)を無視し、その後、1年あたり、逆に薬を投与し続け、被害者を半身不随に追い込んだ例でした。

そもそも搬送時に、大量の薬が投与されたことは、カルテに記述されている。
薬を抜く治療をすべきところを、漫然といつもの治療を続けた。やることは逆である。

ちなみにこの時の医師は、抗議する被害者に対し、
「精神科は、何をやっても大丈夫なんだよ。」
との暴言を吐いている。

この医師は、最近、東急沿線で個人クリニックを開いたばかりである。ご注意を。
裁判やるので、その時になったら名前公表します。かならず、他にも被害出しますよ。

昨日から、相談を受けている被害者は、
「頭の回転が悪い」で受診し、わずか2週間の服薬で離脱症状に見舞われている。
常用量の3環形抗うつ剤とドグマチールとベンゾ少量である。
症状を聞くと、ベンゾジアゼピンの離脱症状、抗コリン作用の症状そのものである。
これは、依存からの離脱症状ではない。
高濃度のシナプス間隙のモノアミンが急激な断薬により、解放された受容体が引き起こした急性症状だろう。

別の医師に相談すると、
「2000人見てるが、そんな症状はみたことがない。」
と答えた。

典型的な向精神薬の離脱症状を見たことがない?
薬を飲む前になかった症状が副作用だとなぜ疑わない?

あげく、夏は頭が回らないで、冬は頭が回るという話を聞いてつけた病名が
「双極性障害」
で、リーマスと抗不安薬とベンゾを処方。

彼に必要なのは、急性の薬物離脱症状の治療だろう。


最近まで、私は、診断に口を出すのは控えてきた。
医師でもなんでもない私が、それに似た行為をやることはよくないと考えてきたからです。

でも、もうやめました。
なぜなら、被害者は、どこからも支援が受けられない状況にあるからです。
自身で情報を集め、自身の責任で、この薬害と戦わねばならないからです。

私の知ってる情報は全部だします。

本当の情報は、被害者の方にあります。
被害を認めない精神医療は、進歩を放棄していることに他ありません。
逆に新しい治療のヒントは、副作用事例にこそ沢山あるはずなのですから。