依頼を受けて、被害者数人の処方を分析している。


もともと、自分の裁判の為に勉強したので、睡眠薬・抗不安薬系の薬には強かったが、精神薬、抗てんかん薬には詳しくなかったので、添付文書をじっくり読みながらやっている。


統合失調症との診断での処方だろう。


まあ、酷い。


全ての薬が、全ての薬と併用注意である。


そして、薬理学上、同一の薬が複数処方されている。

ベンゾを3種類とか、酷いのになると、

フェノチアジンが2種類。


丁度、東洋医先生のブログにも、酷い処方が晒されていたが、そこにもフェノチアジンが2種類。

意味不明。


私は、医者ではないから、臨床経験をもとに処方を分析出来る訳ではない。

ただ、医薬品添付文書が読めるから、それに沿って分析出来るだけだ。

臨床経験がないから、客観的な情報を集めて、処方を分析しようとする。


こうした私の分析から見ると、全く不可思議な処方なのだ。


・そもそも、色んな効能の薬が出てるから、何を疑い何を治療しているか判らない。

・なぜ同じ薬効の薬を複数出すのか判らない。

・沢山出すから、どの薬が効いたのかも判らない。

・そもそも、肝臓の処理能力を越えてるから、主作用も副作用もどうなるか判らない。


これを正当化するとしたら、精神医療とはこんなものだと、ただ開き直る位しかない。

実際にそうだ。


幾人かの被害者に、その処方分析をベースに、医師への質問書を渡す事にした。


まあ、答えは期待できないだろう。

でも、その反応で、その医師の程度は知ることが出来る。


お知らせ:

精神医療被害連絡会のHPをリニューアルしました。

http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/index.htm

もとIT社長のくせに、あれはないだろうとの、批判を頂き、猛勉強して作り直しました。


コンテンツはあまり変わりませんが、最大の改善は、掲示板を併設した事です。

英国では、ネットで寄せられた膨大な副作用報告でこの問題は動きました。

何千もの報告がされる事を期待しています。

すでに、報告頂いている方も、申し訳ありませんが事例として書きこんで頂けるとありがたいです。


その量が効いてきます。


また、悪質なクリニック、病院の被害事例を教えてください。データベースにしたいと思います。


宜しくお願いします。