カルパマゼピン、レボトミン(マレイン酸レボメプロマジン)。




べゲタミンに次ぐ、中毒死の準主役である。




東京都医務監察院の平成19年度の中毒死における医薬品毒物検出総数(全612件)のこれら検出状況を参照してみる。(注、中毒死数ではない、胃内容、血液、胸空液、尿それぞれに付き1件)




主役のべゲタミンの検出件数は、


フェノバルビタール136件、塩酸クロルプロマジン(コントミン)69件、塩酸プロメタジン68件である。




カルパマゼピン29件。


マレイン酸レボメプロマジン24件。




べゲタミンという薬は、その成分である塩酸クロルプロマジンが、鎮静麻酔薬であるフェノバルビタールの効果を2倍~10倍に強める事によりその強力な鎮静作用が得られるように設計されている薬である。


多剤併用で、他に睡眠薬が処方されていたら、べゲタミンだけでなく、他の睡眠薬の作用も増強されてしまいます。




べゲタミンを含んだ多剤併用が、死に直結する処方である理由です。




準主役にあげた、マレイン酸レボメプロマジンは、塩酸クロルプロマジンの2倍の増強作用を持ちます。




いいですか、薬理学的には、


他の鎮静睡眠薬に、これが処方されていると言う事は、べゲタミンのさらに2倍、4倍~20倍の量を飲んでいる事と同じことです。




睡眠効果が20倍と言う事は、その副作用である呼吸抑制も20倍になると言う事ではないのか!?




慣習として、医師には単剤で、決められた用量の2倍まで処方出来るとあります。


あっと言う間に、効果80倍です。




あー、書いてて、また、怒りがこみ上げてきた。




べゲタミンや、マレイン酸レボメプロマジンと他の睡眠薬を併用している方、要注意です。