10月20日、議員会館での被害報告の資料、公開します。







1.はじめに


 


覚せい剤といった違法薬物は、使う事も、売買する事も、保持する事も厳しく規制されています。そして、違反者を厳しく罰することへの国民全体のコンセンサスは取れています。


 一方、精神科で処方される向精神薬や睡眠薬、抗不安剤の中には、これらの違法薬物と似た薬理作用を示す薬が多数あります。


 それらの薬は、当然のことですが、専門家たる医師の元で、厳重に管理され、慎重に投与されるべきものです。


 


 しかし、現実はどうでしょうか?





現在、内閣府の主導で、「眠れないお父さんは精神科へ」という自殺防止、早期受診キャンペーンが行われています。本日は、そうした精神科早期受診キャンペーンの陰で大変な薬害が引き起こされていることを報告致します。





 その被害者数は、今までの薬害事件を遥かにしのぐものです。





 「そんなまさか」、これがこの問題を最初に聞いた一般の人々の反応です。しかしここに示す事実は、全てエビデンスのはっきりしたものです。今、起きている実態を知ってください。





まず、疑いようのないデータとして、東京都監察医務院のデータを提示します。この数字の中には、私の家族が含まれています。