ベランダから、奥様が飛び降りた彼の試練。




レセプト請求したら、役所から拒絶されてしまった。


理由は、個人情報保護の為だと。


遺族は、本人でないので、請求できないという。




今は、カルテ開示、レセプトの遺族への開示は、当り前である。


平成15年に、厚生労働省から、各県知事向けに、


患者(遺族含む)に対して診療情報を開示する旨の要望が出されている。




それを受け、公立の病院、健康保険組合などは、基本的に遺族に、カルテやレセプトの請求を認めている。




ただ、これがまだ、周知、徹底されておらず、役所によっては、上記の理由で拒絶される場合がある。




彼からその相談があったあと、苦情窓口に電話を懸けた。




そこから、少し、たらい回しにあったが、わりと簡単に担当部署にたどり着いた。


役所内で、半日、協議したあと回答があった。




回答は、


レセプト開示を行うであった。




僅か、半日で、改善された。


もともとの対応は、論外であるが、役所の対応にしては、迅速であったと思う。