根っからの悪人なんてそれほど居るものではない。


と思っている。

けれど、人間の脳と言うのは、都合悪いものを封印したり、見えているはずのものを見えなくする。


かつての暴走族等は、一人一人を捕まえると、仲間想いの善良なやつが多かった。

これが、集団になると突然、極悪非道なやつに変身する。


学校のいじめ、

主婦グループの虐め、

会社での虐め、


全て同じ現象である。


会社を経営していた時も、個が集団の力学でスポイルされることは全力で防いだ。

僕は集団が嫌いである。


だが、世の中には、その集団心理をりようして悪事を働く、本当の悪人がいる事に気が付いた。


多剤大量処方を行う医師は、いわば烏合の衆である。

製薬会社とつるんだ一部の精神科医(本当の悪人)のだすメッセージにそのまま踊らされる。

私の裁判の被告もその中の一人である。


烏合の衆の合言葉は、

「皆やっている。」だ。

いじめと同じ。


オウム真理教の信者の多くは、自分が悪に取りつかれていることに気が付いていなかった。

狭い道場と言う世界で、外の情報を遮断するという典型的な洗脳を行った。

それを精神薬を絡めてやるのだから、簡単に洗脳出来ただろう。


麻原教祖が、その悪の親玉かと言えばそうでは無いだろう。

得てして、集団のトップよりその周りに本物の悪魔はいる。


そして最後は、組織そのものが暴走する。