徐々に、金融危機の第2弾のニュースがちらほら出てきた。


金融バブル経済を実体経済と比べるととんでもないことになる。

金融バブル経済の損失を埋めることなど不可能だ。

この際、どこかで、なかったことにするしかない。


いま日本を襲っているのは、金融バブルの消失分の生産調整だ。

(デフレ傾向が続く)

生産調整が出来れば、日本の景気は一旦底を打つ。

(そのあとには、また資源だかのインフレがまっているが。)


欧米の金融バブル破たんの調整には、まだ時間がかかる。

どこかで、無かったことにするにしても、更なる財政出動は避けられない。

(無かったことにするには、インフレしかない。)


投機資金は、短期的には、やはり日本円に逃避してくるのだろう。


よくよく考えてみれば、欧米各国が不良債権処理のために、更なる金融緩和、財政出動をしている間に、

日本は、実体経済に巨額の投資が可能だ。

各国の財政出動にあわせ、日本もどんどん財政出動すればよい。

円高の抑制にもなる。


もちろん、次世代産業、次世代のインフラへの投資だ。

(まちがっても、道路や箱もの建設では困る。やっぱ、環境、農業でしょ。オバマ政策の真似でも良い。)

結果、円はさらに強くなる。


潰れる会社には、さっさと潰れてもらう必要がある。

そのうえで、次世代の会社の育成が不可欠。

かつての、産業育成のような国家プロジェクトが必要だ。

資金は作れる。


その結果、通貨価値が下落。これは、世界的にそうなるのだから恐れる必要はない。

(その際には、通貨危機みたいな言われ方をするかもしれない。)

結果、国の借金も減少。

ついでに、金持ちの財産も減少。格差解消も狙える。

国民の年金の額も減少するが、これはもともと、そうならねば辻褄があわないので、仕方がないものだ。


気がつけば、環境先進国、そしてエネルギー大国、日本の出来上がり。


夢もの語り?


出来るでしょう。出来ないと思ってる方がおかしい。アメリカや欧米諸国は、確実に戦略的に狙ってくる。


やっぱり、日本はチャンスだと思う。

あまりインチキしてなくて良かったね。

(一部の金融機関は、まだたくさんインチキ隠してるけどね。)