己の丑年。(占いネタです。占いの嫌いな方は読まないでくだされ。)


霹靂火の年。己丑の人にとっては、霹靂火は日常。

みんなは大変だけど。


土生金であるから、金の人にとっても悪いめぐりではない。

霹靂火の性情は、運命の変転。

たまりにたまった矛盾が、ここから正され始める。



正月に、亡くなった元政治家の生まれ日を調べてみた。


資産家の生まれ、

納音は、白蝋金。

白蝋金の人は早く親の資産を受け継ぐ。

立候補にあたり、選挙区に父親が病院や介護施設を建設。


四柱のうち、月と年が中殺、身内が役に立たないとの意。

資産家の生まれであったが、金はあっても役に立たない親であったということか。

CAの奥さんを貰ったが、離婚。

お金持ちも大変だという良い例だ。

もともと倒食(偏印と食神を持つこと)を生まれ日にもって生まれたところに、それがダブルで廻った。

家庭崩壊をもたらす大火(偏印)の強烈な業火に焼かれた。


想像を絶する試練を受けたに違いない。


38歳まで、北斗(印綬)の星回り、北斗は知恵と名誉の象徴。

順風満帆な政治活動であったはず。


あとひと月たてば、大火も多少治まったはず。残念ながら待てなかった。


やはり、父親の病院に入院し、やはり薬ずけとなっていた。

多くの自殺の陰には、必ず精神薬がある。

溢れた大火を治める術は僕にはわからない。

ただ時が過ぎるのを待つ以外に方法はない。

四柱推命的には、もう少しだったのだが。


壮絶な運命ではあるが、死ぬことはなかった。


生まれ日は、金。

来年の己(つちのと)は、北斗。

今年は、強い味方がめぐるはずだった。


ここからは、身内話で恐縮なのだが、

僕やJやT1号は、己の生まれ。

去年は、戊(つちのえ)なので、五車(劫財)の年。

金と女の縁はありません。

今年の方がずっとマシ。

(マシという程度だが。)


西麻布男前店の店主は、金。

去年の星回りは、大火(偏印)。


だまっていたけど、大火と五車には、金も女も回りません。

無理す。


ちなみに、僕は20代に五車が回り、30代に大火が回ってました。

結果は、皆さんご存じのとおり。


ちなみに、北斗とか、大火とかは、もう亡くなったある有名な算命の占いの大家(西川先生)が使っていた言葉です。縁あってかってに学ばせてもらいました。

マンガの「北斗の拳」の作者は、この占いを知っていたのだと思う。


他に、天狼とか南斗も出てきますが、それも同じ占いの用語です。

北斗が死を司り、南斗が生を司るという設定も、占いのまんまです。


大火は、アンタレス、さそり座の主星。南斗は、いて座。

いて座の矢は、サソリの心臓を狙っている。


ほんとに良く出来ている。


参考までに四柱推命用語とこの算命用語の対応表を付けます。おまけに動物占いも、()内がそう。

(興味のない人には面白くも何ともありませんが)


比肩→北冠

劫財→五車

食神→南斗

傷官→北洛師門

偏財→昴プレイヤデス

正財→織女ベガ

偏官→天狼シリウス

正官→牽牛アルタイル

偏印→大火アンタレス

印綬→北斗


胎→アルクトゥルス(狼)

養→スピイカ(こじか)

長生→アルデバラン(サル)

建録→ベテルギュウス(ライオン)

沐浴→アルビレオ(チータ)

冠帯→南コロナ(黒ひょう)

帝旺→ラスアルゲティ(トラ)

衰→リゲル(たぬき)

病→ポルックス(コアラ)

死→カストル(象)

墓→アケルナル(ヒツジ)

絶→デネブ(ペガサス)


全て実在の星です。そしてちゃんとその性情に沿った理由がある。

ちなみに牽牛織女は、七夕の彦星と織姫。西洋では羊飼いのアルタイルとベガ。

ポルックス(病)とカストル(死)は、同じふたご座。そのギリシャ伝説も悲しい。

アルクトゥルスは2重星で、いつも揺れ動いている星。

占いでの性情も、迷い。

動物占いの狼の人は、迷うのが仕事。


なんだか、ちょっとロマンチックじゃないスか?!


世の中には、この動物占いのように勝手な名前を付けて自分の発明した占いのようなことを言っている占い師が沢山いますが、ネタは皆、同じです。

(動物占いは、最初からそう言ってますが。)

占いを統計だといってる人もいますが、それもほとんど違います。


おわり。