製造業が、大胆なリストラ策に出ている。


マスコミも、政治も、派遣の首切りについて感情的な対応に走っているが、

いずれにしても、製造業は、生き残ってもらわねば困る。

製造業は、日本の生命線だ。


ただ、将来の方向性として、

第一次産業の振興、農業政策の見直しについてのコンセンサスはできてきた感じがする。

もう一つ、エコ産業の振興についても。

もちろん、その支援の規模感は、大幅にずれている。

桁が足りない。

数十兆円規模のプロジェクトでなくてはならない。


行くべき方向はそちらしかないので、いずれは行くと思うが、まだ皆さん、目を開けて寝言を言ってらっしゃる。

今までのやり方では、対応できないのははっきりしている。


世界中が、救世主としてのオバマに期待している。

オバマが、本当に救世主であるとしても、出来ることと出来ないことがある。

だが、既存の枠組み(ルール)で出来ないと判断したら、アメリカは思い切った策を取るはず。

つまり、ルールを変えるのだ。

ルールが変わらないと思っているのは、平和ボケの日本人だけかもしれない。

いずれにしても、さらなる財政支出(ドル紙幣の乱刷)は、避けられない。

日本も膨大な資金を提供させられるはずだ。


良くも悪くも、亭主(アメリカ)なのだから支える他は無い。

単純に、アメリカに期待するのは、軍事力だけだ。

アジアに対する軍事力の維持の役割は、結局、日本が負うことになるのかもしれない。

その軍事力の見返りに金を持っていかれるというシナリオだ。


そんなことが現実にありうる?


うん。十分ありだ。