遂に、引退を発表したので、喋っていいかと。


誰の話かというと、小泉純一郎元首相のこと。

総理大臣になる前、彼には、彼女が居た。

彼は、独身なので、別に彼女が居てもおかしくない。


表に出ない素敵な彼女がいたのだ。

自分の立場をわきまえた賢い女性。

彼女は、彼といるとホントに幸せそうだったという。

あれだけ、マスコミが探っても全くスキャンダルは出なかったのだ。


良く政治家は、既得権を奪う改革を行うと命が危ないと言われる。

確かに、昭和の時代には、何人かの例が実際ある。


改革は、骨抜きにされた面もあるが、既得権を持つ自民党議員の追い出しには、確実に成果があった。

次回の総選挙で、道路族を追い出せば、それはほぼ完成する。言葉どうり自民党をぶっ壊した。


彼が、総理大臣になる時、

彼女に告げた言葉、

それが、


「僕のことは戦争に行ったと思ってくれ。」


それぐらいの覚悟でやるということだったのだ。

彼の功罪を論ずるには、もう少しの時間が必要と思うが、国のリーダーとしての心構えは立派だといわざるを得ない。


本当にカッコいい。


リーダーの仕事は、決断することだ。


決断をする為の前準備をして、彼は総理大臣になった。

僕もそうだが、男一人、守るものが無ければ、強気で決断出来るのだ。

守るものが多いものには、強気の決断は出来ない。


改革を行うには、そうした強いリーダーが必要なのだ。


その彼が引退を表明した。


彼女との後日談は聞いていない。


一番、美しいのは、


「戦争から生きて帰って来たよ。」


と彼女の元に帰るという結末。


ドラマよりドラマチックな本当の話。


凄いよ。