起業家を目指すなら、企業ヤクザに気をつけてもらいたい。


特徴


・学歴コンプレックスを持つものが多い。

・法律を都合よく解釈することによって商習慣を無視する。

・証券市場の穴を突く。

・会社に入り込む。立場は、副社長とか子会社の社長などが多い。


今までも、沢山の例を知っている。


この会社ではないが、僕の関与した複数の会社で実際、目にしてきた。


彼らは、若くして成功した起業家を選んでやってくる。

何度も言うが、奴らの方が頭も良いし執念も凄い。うっかり社長などイチコロだ。


今日も、ちょっとしたお付き合いのある会社が、業務中止に追い込まれた。

原因は、’企業ヤクザ’だ。


春先に、大した金額の商談をしていた。まさにその中止となった業務そのものシステム開発提案だ。


その者の名を聞いた瞬間に、提案を取り下げた。

共同提案していた、大手通信企業にも提案を取り下げるよう進言した。

(その大手通信企業は、彼らの本質を理解していなかったので提案は取り下げなかった。)


今日に至り、もう結果が出てしまった。

オーナー会社は、恐らく、3億から5億位の金を騙し取られたと思う。

今後、一般投資家に被害が及ばないことを願う。


こうしたヤクザに引っかかるのは、若くして成功した者の弱点だ。

奴らは、夢や人脈を持って近づいてくる。

中には、外国政府(発展途上国)を利用して、大物を装う。

若くして成功した経営者は、自分の徳がこのチャンスを産んだかのように勘違いをする。


かの、ほ○えもんの回りにも群がった。


本物の詐欺師は、自分に暗示をかける。

嘘を嘘と見破られない為だ。

嘘をついている自覚があると見破られる。


そして、彼らが突くのは、若き成功者のプライドだ。