最近にわかに自信がついてきた踊り。


水曜日のクラブレッスンに美しいドイツ人女性が2人。

一人は、軽く180cmオーバー、幅もかなりある。

もうひとりは、僕より小柄、笑顔がとてもキュート。

(ここでは、おおきい方をヒルダ、小さい方をクラウディアと呼ぶ。)


ヒルダがサルサに嵌っていて、クラウディアはヒルダに連れてこられた感じ。

クラウディアは、レッスンの間中、と惑っていて、ずっと赤面してした。


それがびっくりするほど可愛くて、おっちゃん即死。


レッスン終了後。


最近、調子に乗ってるので、気の小さい日本男子を代表して彼女達を踊りに誘うことにした。

ほんとは、クラウディアを誘いたいのだが、ここはヒルダから行くのが正解だ。


ヒルダを誘うと、快く承知してくれた。


覚悟はしていたが、このアンバランスさは、想像を遥かに超えた。

まるで巨木に掴まるセミだ。

犬に例えるなら、ジャーマンシェパードに挑む芝犬だ。

(まかり間違って、そういうことになっても、一生懸命つま先立ちしても届かなくて、悲しいことなるのは間違いない。)

奴らに混ざって、金メダルを取る日本のオリンピック選手がいかに凄いか再確認させられた。


僕は、自分が北島康介だと思うことにした。

苦手なおばちゃんなら目を細めて素敵な女子に変える特技が通用するが、目を細めてもその巨大な影は消えない。

ここは男らしく覚悟を決めて踊る。


ヒルダは容赦なく情熱的に踊る。僕は全身使って彼女をリードする。


おおっ、踊れてる。踊れてるぞ。

リードも出来てる。

やったー!!天皇陛下万歳!三国同盟万歳!!


ヒルダ可愛いぞ!


時々、白人女性と踊るが、ヨーロッパの白人女性は日本人男性に優しい。

肝心のラティーナやヤンキー娘の愛想がないのに。


ヒルダにおかわりされた。


でも、やっぱりクラウディアが好き。

もう一度あえたらリストに入れよっと。