ついに今月で12ヶ月給料無し。
出そうで出ない親父の○○○り。
丁度、彼女いない暦(12ヶ月)とぴったり。
我ながら判りやすいナァ。
ガンと遊べないから、サルサだけは、ドンドン上達する。
社員の給料払って、オフィスの維持費、外注費を払うと何も残らない。
プライオリティは、社員の給料、諸経費、外注費の順、税金やら色んなもののさらに後に僕の給料。
12年間、こんな調子。
最終的には辻褄も合うし、けっして収入が少ないわけでは無い。
単に、良い時もあれば、悪い時もあるのだ。
銀行は、全くそんなことは考慮してくれない。良い時もあれば悪い時もあるってのは、世間的には通用しない。
世の中の大多数の人は、 良い時もあれば、悪い時もある 事を知っているはずなのだが、いざ悪くなると逃げて行くか、逆につけこんで来る輩も出てくる。
悪い時にホントの味方が判明する。
恋愛も同じ様なものだ。
時間が経てば、解決できるはずなのに、待てない。
上手くいかない。
学習効果のかいあって、中途半端にお付き合いしなくなったのは、我ながら進歩だと思う。
金じゃないと言われそうだが、かっこ悪いことは出来ないのだ。
西麻布男前店の常連さんのちょっと良い女の話を聞いた。
結婚した当初、
旦那さん(常連さん)は、奥さんに「これで、やってね。」と銀行カードを渡したのだそうだ。
大分、月日が流れたころ、
奥さんが、「お金が無くなりました。」と言ってきた。
十分以上(これは僕の想像だが)の金を用意しているはずの旦那は、
「えっ、どういうこと?」と当然、思う。
実は、奥さんは、銀行カードを渡されたことを失念していたのだ。
なんと、その間、自分の貯金を崩して使っていたのだという。
これは、奥さん天然ボケ(ごめんよ)のエピソードではあるが、素晴らしい夫婦の絆のエピソードでもある。
髪と髪飾りの童話の様な、ちょっといい話だ。
意識してやっているかどうかは兎も角、奥さんは、お金をもらえないことに、文句も言わず、さらに自分の貯金が無くなることも厭わなかったのだ。
良い女だなあ(会った事無いけど)。
何より、このエピソードで重要な役割を果たしたのは、奥さんが知らずに貯金を崩して生活していた’その時間’だ。
1次元では、何も始まらず。
2次元は、タダの紙っぺらの話。
3次元で、タダの勘違い。
4次元で、初めて本物。
やっぱり時間軸が大切だと再認識させられた。