あげた饅頭じゃないよ。あっ寒いっすか?

オヤジギャグにもならないね。


自分が若かった頃。そう大学生時代から30歳位まで、オヤジは敵だった。


金も権力も無い若造の武器。

それは、夢と少年ぽさ。それしかないのだからしょうが無い。


-夢と少年ぽさ-


現実的な女性達からすれば、相手にせず。

言い換えれば、荒唐無稽な野望と未熟さのことなのだが、それなりの男がやればそれなりの成果があがる女性がいる。夢と少年ぽさが好きとのたまう女子は少なからずいる。女子の母性本能ってやつだろうか。

その一番極端な例が、ぎらぎらホストと応援したい女性客の関係だろう。


でも、この夢と少年ぽさってのは、将来一旗挙げる為には必ず必要なものだ。

これがないとそもそも起業しようなんて思わない。


大きく巣立つまでの間、夢と現実の隙間を埋めてくれる存在こそ、それだ。


動物占いでいうと’狼’の女性。


特徴は、頼もしい男が好き。そして出世する男を選別する能力がある。

問題は、能力がありすぎて、出世する前の男もみつけてしまうこと。


そう言われて喜んではいけない。


その役割は、残念ながら、出世する男を育てることなのだ。

出世した暁には、収穫する役割は他にもっていかれる。

この’狼’の女性は皆、細身で美人が多い。そして情深い。

いい女なのだよ。


優しいから最後には、押しの強い社長夫人タイプにもっていかれる。それがそもそもの命運。


沢山、夢を語れば語るほど男は追い込まれていく。

結局一人では何も出来ないのだ。一番頼りになるのは、その女性。

プライドが潰れそうになるところを上手にカバーしてくれる。


なんとか、地位や権力を手にすると今度は’夢や少年ぽさ’を使わなくなる。

武器が変わるのだ。逆に鼻で嗤うくらいに豹変する。


新しく得た武器は、

’余裕と権力’だ。


この新しい武器は強力。大体の女性に通用する。今までライバルのいなかったその女性に、突然、強力なライバル達が出現する。所詮、男は新しいもの好きなので’あげまん’は、ご褒美が受け取れない確率が格段にあがる。イッチョ上がりそして、次の男を育てにかかる。


抗えやしない。それが役回り。それを喜びとするのが正しい対処法なのだろう。


僕の人生に於いても、重大な転機にやはり現れたことがある。

成り上がる夢を語る男の天使、


その名は’あげまん’。


口癖は、


「年を取っても’夢と少年ぽさ’を無くさない男が好き。」