ツレが新型コロナに感染してから1週間が過ぎた。
まったく食欲がない状態が3日から4日続いただろうか。
ほとんど食べず、また、水分もそれほど多く取ろうとはしなかった。
それがよくなかったのか、5日目でも体温は37℃を超えていた。
それに輪をかけて、プリンを口にしても すぐに下してしまう状態。これが、どうにもキツかった。
栄養を補給しても、すぐに排出してしまっては、治るものも治らないだろうと。
そこで、6日目の朝、かかりつけ医に電話をしたところ、休診日という運のなさ。
しかし、ここでめげず。
処方箋を出してくれた薬剤師さんに相談してみた。
食べて すぐに下してしまうならば、整腸剤を飲むのもありでしょうと。
食欲がなくても水分補給だけはしっかり取ってくださいと。
これは、処方箋を出してもらった時にも聞いた言葉。
経⼝補⽔液がお薦めだということも。
帰宅後、ネットで水分補給のことを調べてみて驚いた。
なんと、1⽇1500ml程度の⽔分摂取を目標としますと書かれていた。
脱水症状に陥らないために水分を補給するのはわかるのだけれど、まさか1⽇1500ml程度も水分摂取しなければいけなかったかと。
これは、高熱で脱水症状に陥らないようにすることと共に、熱を下げる効果があるのかも知れぬ。
体内の毒素を排出し、新陳代謝を活性化し、たまった熱を逃がして解熱効果を期待することが出来るようだ。
そういうことだったとは。。。
かくして、整腸剤を飲み、水分補給を増やしたところ、症状は改善。
食欲が出てきて、下すことがなくなったとともに、ようやく、ようやく平熱になったのだった。
そして、ツレが新型コロナに感染してから8日目。
療養解除の目安となる日が訪れた。
まだまだ気は抜けない。
2022年。
約22年ぶりに、3食を1人で食べることを体験し、その味気なさを改めて知った。
話す相手がいない、一緒に笑う人がない、一緒に食べる人がないことは、こんなにもさしみいものなのかと。
若い頃は、一人の方が気楽で、自由に生きてる感じが好きだったけれど。
年齢を重ね、考え方が変わってきたのかも知れない。
朝から、浜田省吾の「思い出のファイヤーストーム」のフレーズが、脳内で再生されている。
答など無いのさ
悲しむこともない
すべては移ろい消えてゆく
そういうことなんだよね。
何がそういうことなのか上手く説明が出来ないけれど、そういうことなんだと思う。