母の入院から1週間。浜田省吾の「この新しい朝に」を思いだす | STILL ON THE ROAD

STILL ON THE ROAD

浜田省吾をはじめ、人気アーティストの 記憶に残る出来事を記録するサイト

先週、10月22日 金曜日、故郷の母が救急車で搬送されたという連絡から1週間が経過した。

ここまでメンタルが崩壊してしまうのかというほど、自分の感情をコントロール出来なくなるとは。。。驚いたというか、こんなにも脆いのだと改めて思い知らされた。

 

昨日は、新たな連絡があるかも知れないとドキドキしていたが、連絡が来なかった。なんだか、ちょっとほっとした自分がいた。便りがないのは元気な証拠。そんな風に思っている。

 

故郷と東京とは、新幹線で120分ほどの距離。

母は、今頃、何をしているだろうか。看護師さんに面倒をみてもらいながら車椅子に乗り、懸命にリハビリをしているのだろうか。そう思うと、何だかやりきれない気持ちになる。

 

だけれど、昨今のニュースを見ていて、運転していて事故を起こし、誰かに迷惑をかけ、自分まで命を失わずによかったと。

 

さまざまな感情の中で見た今朝の太陽はまぶしかった。

太陽の光は強く、温かく、大丈夫だよ。元気をだしなよ。そんな風に語りかけているようだ。

 

この新しい朝に、もうひとつの土曜日に、浜田省吾の「この新しい朝に」を思いだす。

この長い坂道の向こうに広がる景色は まだ見えてはこないけど
長い坂道の上に広がる空は高く 青く深く 強く凛と輝いている

この新しい朝に / 浜田省吾

 

そして、こうも思う。

母は、「大丈夫だから」。そんなこと言うんじゃないかって。

 

ワタシは、今まで のほほんとして生きてきた。

好きな曲は、たくさんある。

が、そこまで感情移入して聴いたことは、ほぼなかったようにも思う。

 

それが、今回、母の入院によって、こんなにも歌から励まされるのだと実感している。