夏の遊び
いよいよ梅雨入り。
室内で過ごすことも多くなってきましたね。
涼しかったりムシ暑かったり、どこで遊ぼうか悩む季節ですね。
先日、私の派遣先の園では3歳児が「小麦粉粘土」で遊びました。
粉の状態から水を混ぜて、まとまっていく過程を興味深そうに覗いています。
すると、保育士の手が粉だらけ&生地だらけになるのを見て、『おおかみと7匹の子ヤギ』のお話に出てくるオオカミを連想し、 「オオカミだ~!」と大はしゃぎ。
もちろん、しばらくは「トントントン、お母さんだよ。開けておくれ。」のくり返し。
子どもの想像はおもしろいですね。
戸外ではどうですか?
泥んこ遊びは始まりましたか?
本格的に遊ぶにはちょっと早いでしょうか。
風邪をひかないように気をつけてください。
さて、泥んこと言えば泥団子。
ところで「光る泥団子」をご存知でしょうか?
今や本格的な研究者や協会もあるそうですが、実際作ってみると…かなりハマります!
泥団子に乾いた砂をかけながら水分を飛ばし、その繰り返しでだんだんと表面を滑らかにしていきます。
最後は柔らかい布などで磨き、輝きを出す…その姿は決して土でできているとは思えません!
年長クラスになると根気と集中力がつき、数人でおしゃべりを楽しみながら作る姿が見られるようになります。
大人も、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
保育士として心に留めたいこと
子供と保護者に対して、愛情を持って接する
☆保育とは子どもの生きる力を育むこと
近年子どもが引きおこす悲しい事件が相次ぎ、改めて「生きる力」が問われ始めています。
保育や教育の目標は、まさにこの「子どもの自ら生きようとする力」を育むことです。
この力は、他人から言われたり教えられたりして育つものではありません。
子ども自身が実際にいろんなことを体験する中で、ゆっくりと身につけていくものなのです。
そして子どもが社会の中で様々な体験ができるよう援助していくのが保育士の役割ですね。
☆子どもの成長をいつも信じていること
身体の発達と、心の発達の両面から子どもの成長をみてください。
本来子どもは、自ら伸びていこう、成長していこうという力を持っています。
特に乳幼児期は、周りからたくさんの刺激を吸収して急成長する時期です。
ですから、この時期の保育には気合いも入りがちですね。
しかし子どもへの指導が必ずしも次の瞬間から成長した姿になって目に見えるものではありません。
たった今行った保育の成果が何ヵ月後、何年後、もしかしたら何十年たって大人になった時フッと実を結ぶかもしれません。
だから焦らず長い見通しを持つことが大切です。
すぐに結果を求めず、子どもの成長を信じ、期待して待ってあげてください。
☆保護者の話に子どもの成長のヒントがある
子どもの生活基盤は家庭にあります。
様々な環境で育った個性豊かな子ども達が集まってくるわけですから、色々なタイプの子どもの姿が見られるでしょうね。
子どもの行動には必ず理由があります。
子どもの味方になれる専門家だからこそ、じっくり見つめて理解してあげてください。
子どもの立場で子どもの姿を見ていると、保護者よりも先に必要な手立てが見えてくることがあります。
確かに専門家としてアドバイスをすることは大切です。
しかし「今がチャンスなのに!」と焦らす、保護者の状態・子どもの姿を見比べて、子育ての主人公は保護者であることを思い出してください。
専門家としての知識とスキルを、常に磨いていましょう
☆「今」の状況を正しく理解し、子ども・保護者を支えるために最大の努力をすること
子どもを取り巻く環境は日々変化しています。したがって施設の役割や、保護者からのニーズもますます多様化しています。
今、本当に必要な援助は何か。
それを見極めるためには、時代に則した確かな目と判断力が必要です。
常に保育の質を維持し、また高める努力をしていきましょう。
自らが心身ともに健康であることを心がけましょう
☆自らの健康管理をしっかりすること
子どもの集まる施設では様々な病気が流行ります。
子どもを守るためにも、まずは自分が健康でいることを心がけましょう。
また施設内に菌を持ち込んだり、外に広げたりしないためにも、着替えをするなど衣類にも気を配りましょう。
手洗い・うがいは基本です。
☆気軽に相談できる人間関係を作ること
相手は小さくても人間です。思うように動いてくれないのは当たり前。
そう頭で分かっていても、忙しい毎日の中で計画もあるし、終えなくてはならない仕事もある。
うまくできない自分に自信をなくしたり、子どもにきつく当たったりしてしまうこともあるかもしれません。
職場の中で誰かに相談したいけど、「自分だけが大変な状況なのでは?」また、「みんな大変なのだから相談したら迷惑かな?」と一人悩んでいては、よい解決策は見えてきませんし、時には大きな失敗をまねくこともあります。
同じ悩みを共有する仲間だからこそ、力を合わせられるのです。
悩んだら誰かに相談してみましょう。
奥深い!守りたい!伝統行事
お正月休みも終わって鈍っていた体も元通りでしょうか?
保育所では凧あげ、羽根つき、独楽、福笑い、カルタ取りなどお正月ならではの伝承遊びを楽しみますね。
このような遊びをリアルタイムで楽しんでいた世代が次々と引退していく保育現場では、上手に楽しさを伝えるのが難しくなってきていますが、伝承行事と同様に大切にしていきたい保育の1つですね。
さて、お正月が終われば来月は節分が控えています。そろそろ鬼のお面を作り始める頃でしょうか。
5歳児クラスのちょっと怖がりの女の子。
節分の日の夜、鬼はお父さんの役割。
襖の向こうで準備を整えたお父さんが「いくよ~」と声をかけたとたん「ちょっと待って!」と自分の保育園用のリュックをごそごそ探る娘の姿。
お母さんが見守る中、こわーい鬼に少しでも対抗するために、保育園で作った自分のお面を付けていたそうです。
かわいい鬼の突然の登場にお父さんもびっくり!
次の日お母さんがこっそり教えてくれたかわいいエピソードです。
近年、認知度を上げている“恵方巻き” そのルーツは…?
恵方巻きの始まりの話は数多くありますが、その1つをご紹介しますね。
保育や保護者との話題にどうぞ。
大正初期……大阪の花街に節分の時期にお新香を巻いたのり巻きを恵方に向かって食べるという風習があった。
1932年……大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり~恵方に向いて無言で一本の巻きずしを丸かぶりすればその年は幸運に恵まれる」と書いたチラシを配布。
1973年……大阪海苔問屋協同組合が「節分の夜に恵方に向かって無言で家族揃って巻きずしを丸かぶりすると、必ず幸福が回ってくる…と昔から伝えられています」と書いたチラシを、寿司屋に海苔を納める時に配った。
1977年……海苔業界による街頭イベントで「節分の丸かぶり」を取り入れた早食い競争が行われた際、マスコミに取り上げられて全国にその名が知れ渡る。
1989年……広島のセブンイレブンが恵方巻きの販売を開始。その後98年には全国で販売されるようになった。
関西地方で始まったこの習慣。今や全国的になりつつありますね。
ちなみに今年の恵方は“東北東”(正確には“甲”)です。
節分の日にすること
まめまき …55%
豆を食べる …44%
恵方巻きを食べる …33%
節分と言えば鬼…と言えば桃太郎!?
鬼の格好の定番と言えば牛の角を持って虎の皮のパンツを履いていますよね。
鬼が出入りするとされる「鬼門(北東)」が「丑寅」の方角に当たるからです。
そして桃太郎と一緒に鬼退治に行く、さる・キジ(とり)・いぬは「申」「酉」「戌」として「丑寅」の方角の反対側に位置しているのです。
(日本は古くから干支でおなじみの十二支を、方角や時刻に置き換えていました)おもしろいですね。

