先日1人暮らし史上、
初めてであろう体験をした

朝起きてから出勤までの間に、
小を4回したのである
こんなことは今までなかった

これまでは2回との戦いで、
何とか1回で済ませたいと頑張ってきた
しかし最近は2回目も、
さほど抵抗もなく出せるようになった

というか出さざるを得なくなった
特に冬場は寒さ故、
2回目を回避するのは難しい

2回目を素直に受け入れられた要因は、
1回目を流さないことにしたからである
これにより1回に集約できたわけである

流さないと言ってもそのままでは、
さすがに汚れが気になるってことで、
コップの水で軽く流すことにしている

そんな状況だから、ごく稀に3回目があると、
結構精神的ダメージがあるわけだ
しかし今回はそれを飛び越えて4回である

3回すらあまり記憶にないが、
それがいきなり4回である
一体どうなってるんだという感じだった

しかも起きてから水はほぼ飲んでいない
これはおかしいと思ってよく考えたら、
前日に実家に帰っていて結構お茶を飲んだ

普段はお茶は飲まないんだが、
実家に帰った時は、
親がよくお茶を入れてくれる
それをガブガブ飲んでいたのである

お茶には利尿作用があるということで、
恐らくそれが原因だと思われる
それにしても4回は出過ぎである

翌日からは何事もなかったかのように、
普通に2回に戻ったし、
暖かくなったということで、
1回で終わる日も増えてきたし、
お茶は体にいいというが、
トイレという点では破壊力があり過ぎた

先日恐ろしい夢を見た
ドアのない部屋に閉じ込められたのである
しかも広さは畳半分ぐらいである
部屋というより箱の中に入った感じである
高さもさほどなく密閉された状態である

どれぐらいの時間かは不明だが、
恐怖心がピークに達したところで目が覚めた

俺は怖い夢でもその最中に、
これは夢だと分かることが多く、
結構余裕で対処できる

例えばこれ以上続くと殺されそうだから、
そろそろ起きるかと思って起きられるのである
しかし今回はほぼコントロールできなかった
薄っすら夢だとは気付いていたが、
恐怖心がそれを凌駕していた

身に危険が及ぶような追われる系の夢は、
結構見るんだが今回は異質だった

自分自身閉所恐怖症の自覚はないんだが、
あのシチュエーションはかなりエグかった

密閉された狭い空間で、
身動きが取れないというのは、
結構恐ろしいもんである

今その状況を思い出しても結構怖くなるが、
それはもしかしたら今の俺の状態を、
形にしたものだったのかもしれない

俺はこのまま特に何もなく孤独死確定である
それは箱に閉じ込められてる状態とも言える

現在は自宅と会社を往復するだけの人生であり、
月の大半を半径1キロ圏内だけで生活してるし、
交友関係もほぼ0である
つまり小さな箱の中で生活してるわけである

それが夢に映し出されたのかもしれない
とすると結構怖い人生を、
送ってるんだなという感じである

かといって箱から出る気もないし、
出たくても出られないわけだ

結局その箱の中で、
特にもがくこともなく死んでいくわけである