俺は浴室でケツ毛を剃ると書いたが、
ケツ毛カット用に交換した古い刃を取っておく
髭を剃る刃をそのまま使いたくないからだ

古い刃はもう髭は剃れないほどボロボロだが、
ケツ毛は柔らかいのでまだ十分剃れるのである
髭が剃れなくなったら、
その都度自動的にケツ毛用に回すシステムである

ケツ毛を剃る直前に刃を交換して、
剃り終わったらまた交換するわけだ

だがたまに最後に変えたかどうか忘れる時がある
裏を見れば汚れ具合で分かるが、
しばらく使ってると髭剃り用も汚れるので、
見分けがつかなくなる

そこで翌日に髭を剃って剃り具合を見るんだが、
逆だった場合、自分のとはいえ前日ケツ毛を剃った刃で、
髭を剃るのは若干のきつさがある

たまに困るのは髭用の刃も限界に近付いてるときに、
間違えると意外と剃り味に差がなくて、
見分けがつかない時がある
そんな時は微妙な肌感覚で判断するしかない
結果間違ってたとしても自業自得である

ちなみに俺は高校生の時は髭をハサミで切っていた
なぜか剃刀で剃るという概念がなかったのである

下に新聞紙を広げて鏡を見ながら、
肌を切らないように慎重に切っていた
所要時間は30分ぐらいだったと思う

もちろんハサミだから綺麗には切り切れず、
少し残ってしまう
それでも今ほど濃くなかったから、
見た目的には十分に切れていたわけだ

いつか友達と髭の話になり俺が切ってると表現したら、
切ってるってハサミで切ってるみたいじゃんと、
笑われたことがある

俺は無意識だったが髭は切るではなく、
剃るが正解ということにその時初めて気付いたわけだ
まさか髭をハサミで切ってる高校生がいるとは、
誰も思わないだろう

それからしばらくして剃刀を買ってきて剃ってみた
当たり前だが簡単に綺麗に剃れるのは感動した
あれほど慎重に時間をかけて切っていたのが嘘のようだった

しかし今では髭が鋼のようになり簡単には剃れない
ゆえに髭面隠しのマスク必須の人生になったわけである
あの頃の髭はどんだけ柔らかかったのかという話である

先日歯磨き粉を買い替えたが9か月かけて使い切った
しかし歯磨き粉をこれだけ使い続けていいのだろうか
多少は口に入るわけだから古くなったら体には悪いだろう
歯磨き粉の消費期限は知らないが、
まだ残ってるのに捨てるわけにはいかないので仕方ない

歯を磨くのは1日1回だし、
ちょっとしか付けないので中々減らないのである
CMでは歯ブラシの端から端までたっぷり付けてるが、
俺的にはあれはあり得ないのである
俺は長さで言うと全体の2割ぐらいである
それで十分泡立つし洗えてる感じがあるのでそれで十分である

食用油に至っては何年前に買ったか思い出せないほど、
長期間使ってる
これも体に対してよくはないだろう
これも使うときは少し垂らすだけだから全然減らない

だから1番少ない容器の油を買ってくるんだが、
それでも全然減らないのである

火を通すから大丈夫だろうって感じである
マスクでも触れたが、とにかく俺は基本何でも長持ちである
普通にガンガン使うことができないのである
まあ今後もこういう生活が続くわけである

相も変わらずクソも流せないでいる
自宅は元より公共施設でも流せなくなってしまった
もちろん人がいれば流すが、
そうじゃなければ流さずに出てくることが多い

元号が令和に代わった時、
これを機に自分を変えようと思ったがダメだった
部屋の掃除も全然しないし浴室掃除もダメである
浴室は黒ずみがこびりついて落ちる気配がない
ベッドも再生不能にしたし退去できない状況である

これはここに越してきた12年前に、
100円ショップで買ったクイックルワイパーだが、
当初は3日に1回掃除していた
しかしそれが1週間になり1か月になり、
今では数か月に1回である
ワイパーに使うティッシュがまだ残ってる状況である



何かの事情で取り壊すのを待つしかない感じである
まあしばらく引っ越す予定はないんだが、
まさかここで孤独死するわけにいかないので、
いつかは出て行くことになるだろう

ほんとにその時が不安である
一応家財保険というのに強制加入させられてるんだが、
それでまかなえるのかどうか分からない
まあこの辺は開き直るしかないだろう

やはり40代半ばまで親に依存して生きてきて、
急に自分でテキパキ家事をこなすなど無理だったわけだ

そう言いつつ今後も何もしないのが俺なのである