前回ブラインドについて書いたが穴も大きくなってきた
上の棒に折り曲げて乗せてるから破けてしまった
こんな感じで穴が開いてる



隙間から見えそうなんで大きいところだけこれで塞いでる
涙ぐましい努力である



既にモロに見られてるわけだから構わないんだが、
昼ならまだしも夜に見られるのは少しだけ気になる
それも隙間から見えるのは何か恥ずかしい

これを向かいの家の人が聞いたら、誰が見るかボケという話だろう
まあ新しいのを買うのがベストなんだろうが、
経済的にもう少し先になりそうだ


さて、先日断捨離を成し遂げた
死ぬまで持っているつもりだったあるものを処分した
それは中学高校の卒業アルバムである
急いで捨てる必要はないんだが、なぜか片付けようと思った
とにかくでかくて場所を取るのである
でかいほうが高校である



こういうのは友達に見せたり子供に見せたりするものだろうが、
そういう友達もいなければ結婚することもない
時々自分で見て懐かしむぐらいだろう
そりゃ多感な時期で共学だから気になる女子もいたが、
今更その子を見てニヤニヤすることもない

もう孤独死が確定してる身である
ならば死んだあと業者にゴミとして処分されるなら、
自分で捨てようということである

ないとは思うが業者に見られるのも嫌である
自分が生きてる間に捨てたほうが安心である
もちろん今捨てても見られる可能性はある
俺が業者なら女子だけはサラッと確認するだろう

別に俺に実害はないんだが何か気になってしまう
だから生きてるうちに処分してスッキリしたいわけだ
とりあえず住所だけは細かくちぎって捨てた

写真の部分は固くて大変なので、
1ページずつ日を変えてゴミとして出した
顔は残ったが30年以上経ってるんで問題はないだろう
これを捨てたことにより、ものすごく身軽になったような気がした
なぜかスッキリした気分になれた

これだけは捨てないつもりだった
しかしもう何十年も見ていない
今後も死ぬ前に見るぐらいだろう
ならば必要ないわけである
ここが決断の時ということでの決行である
大事なものを失った感は若干あるがスッキリ感のほうが大きい

同じ理由で冬ソナのDVDも捨てた
気持ち悪いだろうが冬ソナブームの時NHKで全話録画した
高画質モードで録画しDVDに高画質モードでダビングした
すると1枚に1話しか入らなかった
ゆえにDVDが20枚になってしまった

放送当時はハマってしまい不覚にも泣いたこともあった
だからこれも死ぬ前にじっくり見たいと思っていた
しかしもう見る時間がないし、そんな日も来ないだろう
突然見たくなってもネットでいつでも見れる
ゆえの決断である
まあ画質モードを下げて1枚に3話ぐらい入れとけば、
場所も取らないしキープしてたかもしれない
俺は画質にこだわりなんかないのに、
なぜ1番高いモードにしたのか悔いが残る
まあそれだけハマったということである

そしてもう1つ捨てたかったのが子供の頃の写真である
当然親と俺が写ってる写真もあるんだが、
これだけは捨てられなかった
これもいつか捨てなきゃいけないんだが今は無理だった
とはいえ見るのが辛い写真である

親が俺を抱いて笑ってるのである
とにかく本当に親が嬉しそうな顔なのである
そして生まれたばかりの俺の写真もある
一体どんな気持ちで俺を抱き、
そしてシャッターを押していたのだろうか
このときは今の状況は夢にも思ってなかっただろう
3人も産んで3人ともまともではないのである
警察の厄介にはなってないが親不孝の極みである

だから本当にきつい写真である
むしろ真っ先に捨てたい代物である
2度と見たくない、いや、見れない写真である
しかし無理だった
これだけは捨てられなかった
しかしこれだけは絶対業者にゴミとして捨てられたくない
死ぬ前に必ず自分で処分しなければならない
しかしこれだけは当分先になりそうである