またやってしまった・・・、しかも立て続けに・・・
何をやったのかというと漏らしたのである
俺は出勤の日は起きてから部屋を出るまで極力トイレは1回で済ませたいという思いがある
その思いが強すぎて過去何度か漏らしてきた
そしてその度に、もう意地を張らずに素直にしようと誓ってきた

しかし、しばらくするとまた我慢してる俺がいるのである
どうやら自宅で極力用は足さないという感情がDNAに組み込まれてるようである
もう変えようがない気持ちのようだ
極論するとBIGで6億当たっても変わらないような気がする

それゆえに定期的に漏らすわけだが冬は特に要注意である
暖かくなってきたとはいえ、まだ汗をかく時期ではない
だから昼頃1回出して部屋を出る夕方4時まで耐えるというのはきついのである

恐らくほとんどの人は朝起きたらまずトイレだろう
俺もまずはトイレに行く
これが平均すると11時半ぐらいだ
そこから4時間半我慢するわけだが必然的に出勤直前に尿意がわいてくる

そこでの判断が難しいのである
会社まで持つかどうか経験による判断になるんだが大体は判断を誤ることはない
だが希に判断ミスが生じ漏らすことになる
この漏らすということが信じられない人もいるだろうが、
50歳を目前にして限界から放水までの時間が極端に短くなっている

若いときは限界に来ても、そこからもう一分張りできたが今は限界即放水になってる
つまり限界を感じたら即アウトなのである
蛇口をきつく閉める力が衰えてるのだろうか
だから、尿意が芽生えた瞬間、出さないと危険なのである

そしてその日である
微妙な尿意を感じつつもこれならいけそうだと思い部屋を出た
その日は前日雨で会社に自転車を止めてたんで徒歩での通勤である
徒歩といっても10分なので快調に歩いていた
しかし会社を目前にして突然限界が襲ってきた

会社の外のトイレまで全力で走れば30秒ぐらいの距離である
だが過去の経験から間に合わないという結論が出た
幸いだったのは駐車場が近くにあったことだ
だが塀がなく隣の民家や道路からほぼむき出しの状態である

だが周りを確認する余裕などなかった
車と車の間に入り急いでモノを出そうとした瞬間コンマ何秒の差で放水してしまった
パンツからズボンから靴下、靴まで結構濡れた

俺は、またやったか~と心の中で笑いながらズボンを穿いて会社に入った
普通は帰宅後すぐに洗濯だが前にも書いたとおり洗濯日のサイクルがあるんで、
決まった日にしか洗わないことにしてる
ならばせめてパンツだけでも替えるべきだがすぐに乾いたので、
次の交換日まで履き続けた
下着は3日に1度交換するんで少しの辛抱である
そしてそれが2回回る6日に1度洗濯をするというサイクルである

そして、もう我慢はしないようにしようと誓った1週間後に再び漏らすことになる
今度は軽い尿意はあったもの今回は大丈夫だろうと部屋を出た
今回も自転車は会社に置いてあり徒歩での通勤である
前回鬼門となった駐車場を通り過ぎ会社の敷地に入った途端強烈な尿意が襲ってきた

もう階段を上がってる状況であり外のトイレには戻れない
急いで階段を上がりトイレに駆け込んだ
平時には立ち小便用便器を使うことはないんだが緊急時なのでそっちを使った
その日は傘を持っていたので手前の棚に傘を置いてズボンを下ろした瞬間また間に合わず放水である

前回よりはマシだったがパンツからズボンから少し濡れた
不幸中の幸いだったのは誰もいなかったことだ
もし誰かがいたらと考えると恐ろしい
まあ過去に1度だけ垂れ流しながら駆け込んだときに中に1人いて見られたことはあったが、
知らない奴だったんで助かったということはあった

しかし傘を棚に置いたのが失敗だった
棚の幅が短いので下に落ちないよう丁寧に置いたため時間を食ってしまった
入ると同時に傘を床に放り投げればよかったのである
しかし何度同じ失敗を繰り返すのであろうか
自分でも呆れるばかりである

だが今回の失敗には共通点があることに気づいた
それは2回とも徒歩での通勤だったことだ
俺は雨との関係で自転車を会社の駐輪場によく止める
普段止めてる駐輪場では屋根の幅が短く濡れてしまうからだ
無断で他のマンションの駐輪場に止めさせてもらってる礼儀として、
屋根の下には置けず、はみ出した位置に置いている
だから翌日雨の予報だと濡れないように会社の駐輪場に置いて帰る

すると翌日は歩いて出勤となるわけだ
そして今回2回とも徒歩だった
後日、似たような尿意があったが自転車のときは間に合った

ひょっとして徒歩だと歩く衝撃で尿が下に降りてくるのだろうか
そういえば過去に漏らしたときも徒歩が多かったような記憶がある
ということは徒歩のときは少しでも尿意があったら出してから部屋を出て、
自転車のときは強行突破でいいのではなかろうか

これは盲点だった
今後において有益なデータが得られたのは収穫である
そんな危険な賭けをするより単純に部屋で2回やれと突っ込まれそうだが、
こればっかりは無理であろう
もう、そういう人間になってしまったのである

したくなったら何も考えず、すぐにしていた昔が懐かしくもある
だがもうあの頃に戻ることはできないだろう
出勤前に2回してはいけないという強迫観念のもと今後も定期的に漏らしていくことだろう