まったく人騒がせな事件が起きた
本当に肝を冷やした
もっと言うと絶望的な気持ちになった
何が起きたのかというとポストのテープである
大体どこのマンションでも空き部屋になるとポストの投函口にテープが貼られる
それを見て、この部屋は空いてるんだなと分かるわけだ
そして前回、優良隣人が引っ越してしまったと書いた
それからすぐのことである
出勤するために階段を下りていくと・・、
何と俺のポストの両サイドにテープが貼ってあるではないか!
おいおい、もう片方も引越しが決まったのか!?
確かにもう片方は、いつも部屋にいる得体の知れない住人である
だが物音自体はほとんどしない、こちらもまた優良な隣人である
それが時を同じくして出て行くとは・・・
これで新たな迷惑住人にサンドイッチにされるという悪夢の可能性が出てきた
いくら俺でもバカに両サイドから挟まれたらノイローゼになりそうである
しかも確率的に考えると、あり得ないことではない
テープが貼られた2つのポストを見た瞬間の俺の絶望感が伝わるだろうか
本当に大げさだが、この世の終わりぐらいの絶望感である
そいつは越してきてまだ7ヶ月ちょっとである
一体何があったのか
やはり定収入がないから毎月の支払いがきつくなったのか
ひょっとして下のあいつに嫌気が差したのだろうか
しかし参った、2人同時なんてことがあるのか
俺はとりあえずネットで確認することにした
だが、その部屋は掲載されていない
先に出て行ったもう片方の部屋は載ってるが、その部屋は載ってない
さすがにすぐには載らないだろうと思ったが次の日も無しだ
普通は管理会社に伝えた時点で載るはずだ
もしかして本人の意思ではなく家賃滞納で退去を求められたのだろうか
あれこれ考えつつ、また出勤のため外に出ると・・・、テープがなくなってるではないか!
まさか管理会社が貼り間違えたのだろうか
それとも家賃が振り込まれ契約続行になったのだろうか
真相は分からないが、とりあえずホッとした
テープが貼られてたのは1日だけだったと思うが本当に肝を冷やした
俺の勘だが、たった1日で剥がされたことを考えると管理会社の勘違いだったような気がする
テープを剥がしたのは恐らく住人本人であろう
だとしたら本当に人騒がせな勘違いである
そいつも自分のポストにテープが貼られ驚いたのではないか
これで隣に迷惑住人が来ても乗り切れそうである
程度にもよるが片方だけなら精神的には楽である
しかも俺は夜遅くまで起きてるので、深夜の騒音も基本的には問題はない
こういうときは朝早く起きなくていいのは最強だ
何か次に来る奴は迷惑者と決め付けて話してるが、もちろん常識人に来て欲しいのは当然だ
ただ、今いる得体の知れないほうには出て行かれては困るのである
色々文句は言ったが隣人としてはパーフェクトである
騒音がないというのも、もちろん大きいんだがそれ以上に大きいことがある
それは遅い時間のシャワーである
俺の浴室は、そいつ側に隣接してるんで遅い時間に浴びるときは気を使う
もちろん、下の騒音を俺と勘違いしてインターホンを鳴らすぐらいだから音に対しては敏感なのだろう
ただ、いわゆる生活音に関しては寛大な面がある
俺の部屋には両サイドの浴室が隣接してないので隣の入浴時にどれぐらいの音が漏れてるのか分からない
ただ話し声がハッキリ聞こえるぐらいだから相当漏れてるはずだ
これが俺の生活パーンの中で最大のネックだった
俺は夕方からの出勤ということで帰りが遅いので必然的にシャワーを浴びる時間も遅くなる
0時を過ぎることもしばしばである
1番遅くて0時半ぐらいに浴びたこともあった
それでも苦情の類は来ていない
実は何時ぐらいまでOKなのか試す意味もあって徐々に遅くしていった
一応それでもリミットは0時半だと思ってる
もっとも、そこまでいくことはほとんどないんだが基本的に時間を気にしなくていいのは助かる
前に女性が住んでたときは23時半ぐらいが限界だと思い、遅くなったときは翌日の昼に浴びていた
これは夏ならいいんだが冬だと結構厳しいものである
何より帰ってきて寝る前にはシャワーを浴びて寝たいものであろう
だから今の住人になって本当にシャワーの面では大助かりである
これで別の人間が越してきたら同じように受け入れてくれるとは限らない
管理会社に苦情が入るかもしれないし怒鳴り込んでくるかもしれない
だから、そいつが引っ越すとなると死活問題なわけだ
もちろん、そいつとて遅い時間のシャワーを容認してるのではなく怒りが積み重なってきて、
ある日突然爆発し、いきなり刺されるという危険性も0ではない
だが本当に怒ってるなら何かを感じるはずである
今のところそれらしき気配は感じていない
俺としては容認してもらってるんだと勝手に解釈してる
だから出て行ってもらっては困るのでとりあえず一安心だ
いずれにしろ、もう片方の新住人決定の日まで怯え続けることには変わりはない
本当に肝を冷やした
もっと言うと絶望的な気持ちになった
何が起きたのかというとポストのテープである
大体どこのマンションでも空き部屋になるとポストの投函口にテープが貼られる
それを見て、この部屋は空いてるんだなと分かるわけだ
そして前回、優良隣人が引っ越してしまったと書いた
それからすぐのことである
出勤するために階段を下りていくと・・、
何と俺のポストの両サイドにテープが貼ってあるではないか!
おいおい、もう片方も引越しが決まったのか!?
確かにもう片方は、いつも部屋にいる得体の知れない住人である
だが物音自体はほとんどしない、こちらもまた優良な隣人である
それが時を同じくして出て行くとは・・・
これで新たな迷惑住人にサンドイッチにされるという悪夢の可能性が出てきた
いくら俺でもバカに両サイドから挟まれたらノイローゼになりそうである
しかも確率的に考えると、あり得ないことではない
テープが貼られた2つのポストを見た瞬間の俺の絶望感が伝わるだろうか
本当に大げさだが、この世の終わりぐらいの絶望感である
そいつは越してきてまだ7ヶ月ちょっとである
一体何があったのか
やはり定収入がないから毎月の支払いがきつくなったのか
ひょっとして下のあいつに嫌気が差したのだろうか
しかし参った、2人同時なんてことがあるのか
俺はとりあえずネットで確認することにした
だが、その部屋は掲載されていない
先に出て行ったもう片方の部屋は載ってるが、その部屋は載ってない
さすがにすぐには載らないだろうと思ったが次の日も無しだ
普通は管理会社に伝えた時点で載るはずだ
もしかして本人の意思ではなく家賃滞納で退去を求められたのだろうか
あれこれ考えつつ、また出勤のため外に出ると・・・、テープがなくなってるではないか!
まさか管理会社が貼り間違えたのだろうか
それとも家賃が振り込まれ契約続行になったのだろうか
真相は分からないが、とりあえずホッとした
テープが貼られてたのは1日だけだったと思うが本当に肝を冷やした
俺の勘だが、たった1日で剥がされたことを考えると管理会社の勘違いだったような気がする
テープを剥がしたのは恐らく住人本人であろう
だとしたら本当に人騒がせな勘違いである
そいつも自分のポストにテープが貼られ驚いたのではないか
これで隣に迷惑住人が来ても乗り切れそうである
程度にもよるが片方だけなら精神的には楽である
しかも俺は夜遅くまで起きてるので、深夜の騒音も基本的には問題はない
こういうときは朝早く起きなくていいのは最強だ
何か次に来る奴は迷惑者と決め付けて話してるが、もちろん常識人に来て欲しいのは当然だ
ただ、今いる得体の知れないほうには出て行かれては困るのである
色々文句は言ったが隣人としてはパーフェクトである
騒音がないというのも、もちろん大きいんだがそれ以上に大きいことがある
それは遅い時間のシャワーである
俺の浴室は、そいつ側に隣接してるんで遅い時間に浴びるときは気を使う
もちろん、下の騒音を俺と勘違いしてインターホンを鳴らすぐらいだから音に対しては敏感なのだろう
ただ、いわゆる生活音に関しては寛大な面がある
俺の部屋には両サイドの浴室が隣接してないので隣の入浴時にどれぐらいの音が漏れてるのか分からない
ただ話し声がハッキリ聞こえるぐらいだから相当漏れてるはずだ
これが俺の生活パーンの中で最大のネックだった
俺は夕方からの出勤ということで帰りが遅いので必然的にシャワーを浴びる時間も遅くなる
0時を過ぎることもしばしばである
1番遅くて0時半ぐらいに浴びたこともあった
それでも苦情の類は来ていない
実は何時ぐらいまでOKなのか試す意味もあって徐々に遅くしていった
一応それでもリミットは0時半だと思ってる
もっとも、そこまでいくことはほとんどないんだが基本的に時間を気にしなくていいのは助かる
前に女性が住んでたときは23時半ぐらいが限界だと思い、遅くなったときは翌日の昼に浴びていた
これは夏ならいいんだが冬だと結構厳しいものである
何より帰ってきて寝る前にはシャワーを浴びて寝たいものであろう
だから今の住人になって本当にシャワーの面では大助かりである
これで別の人間が越してきたら同じように受け入れてくれるとは限らない
管理会社に苦情が入るかもしれないし怒鳴り込んでくるかもしれない
だから、そいつが引っ越すとなると死活問題なわけだ
もちろん、そいつとて遅い時間のシャワーを容認してるのではなく怒りが積み重なってきて、
ある日突然爆発し、いきなり刺されるという危険性も0ではない
だが本当に怒ってるなら何かを感じるはずである
今のところそれらしき気配は感じていない
俺としては容認してもらってるんだと勝手に解釈してる
だから出て行ってもらっては困るのでとりあえず一安心だ
いずれにしろ、もう片方の新住人決定の日まで怯え続けることには変わりはない