こんにちは

連投です😆

今年ももう12月。師走のせいか投稿続きますが悪しからず


今回は『ピアノの科学』で
どんな難曲でもこう練習すれば必ず誰でも譜読み出来る『だるまさんがころんだ』練習


『は?なんじゃそりゃ?』と思う方がほとんどでしょう。勝手に僕がつけた名前😆
どういう事かというと、止めながら練習するわけです。それも止めて手を話してしまうのではなく、『だるまさんがころんだ』のようにストップモーションです。この練習を生徒さんにしてもらうと、たいてい手を離してしまい次の部分との間に溝が出来てしまいます。

これでは意味がない。
例えばペダルを使った状態で止めるのか
タッチはスタッカートなのかレガートなのか?
そういう事を全てつなげた時と同じ状態でストップします。

そうすると1小節が2小節、2小節が4小節、4小節が8小節とドンドン繋がってきます。難しい部分や曲は、それこそ1拍毎で止めざるをえない。

デメリットはいつも書いている“動機の基本”が切れてしまう事。しかし止める事によって敢えて意識するという意味もあり、技術的問題点を含んでいるケースが多いです。
この練習、した事ない人が意外と多く、やってもらっても出来ない人が多いです。要は拍節感が弱い傾向の人は不得手です。

↓はアルベニスのイベリア第3集の『El Polo』という曲を『だるまさんがころんだ』方式で練習している動画です。
30分近くあり、ちょっとイライラするかもしれませんが、ご興味ある方はご覧ください。





この練習をすれば忍耐力さえあれば必ずどんな人でも譜読み出来ます。

生徒さんが譜読み出来なくて困っているとか、ご自身譜読みがいつになっても終わらないといった方はもちろん、譜読みだけでなく、技術的、音楽的練習の助けにもなると思います。

こういう分割練習のメリットは部分的に繰り返し練習しやすい事。通して弾いてばかりいると結局は技術的、音楽的弱点の反復練習が出来なかったり、意味のないただの通し練習に終わりがち。

ただしこの練習の時は普段より尚更ウラ拍から繋ぐ意識が必要です。
そうじゃないとフレーズがブツブツ切れてしまう事に…


その点どうぞお気をつけください


お読みいただきありがとうございました🙇



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