こんにちは。

久しぶりに映画🎬見てきました。

前の投稿でも書いた『ジョアン・ジルベルトを探して』



基本、自分はビデオ派なんですが、この映画はレンタルされるかどうか、かなりビミョーなので一応見とこうかなと。

感想はといいますと、もっとドキュメンタリー風かなと思ったわりに、最後まで気を持たせて作ってあるので飽きずに見れました。

あらすじは、ジョアン・ジルベルトにとりつかれたある作家が、ボサノヴァ生誕50周年コンサートを最後に公の前から姿を消し、身を隠すように“隠遁生活”を送るようになったジョアン・ジルベルトに会おうと捜索するも願い叶わず死を遂げ、その遺志を継いで?この映画の監督がジョアン・ジルベルトに会いに行くといった内容です。リオ中探し続けても誰も見つけられないくらい、謎めいたミステリアスな存在のジョアン・ジルベルト。

監督自ら“ボサノヴァの神様”が毎日籠って練習したと言われているバスルームを探しに行って、この便器の上に座って練習していたんだろう、とナレーションが入り『ボサノヴァは便器の上で生まれた』(うろ覚えです、間違えてたらスミマセン)とジョーク混じりに言っていたのが印象的でした。

どんな素晴らしいアーティストも苦労話に事欠かないですね。バスルームは狭くて音も良く響くから練習にはうってつけらしく、バスルームが練習部屋になっていたそうです。

他にもボサノヴァの有名曲の作曲家やミュージシャンのエピソードも入って普通のドキュメンタリー映画よりははるかに見やすかったです。(もうちょっとひねりやクライマックスが欲しい気もしましたが、ボサノヴァらしくぬるい感じで終わりました。)

映画館にはジョアン・ジルベルトが日本公演の時に実際に使用した椅子、テーブル、時計、足台がディスプレイされていました。





ジョアン・ジルベルトのギターを聴いていると、ギター1本でこんな事まで出来るのか❗と思わず唸ってしまいます。コード楽器としての多彩なハーモニーを駆使したそのサウンドは、ジャズ系ミュージシャンのように決して派手ではありませんが、ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスやジャズ・ギタリストのジョー・パスなどと比べても遜色のないデリケートなサウンドとリズムを生み出しています。

そのジョアン・ジルベルトも今年の7月に天に召されました。新聞記事に載った多くのボサノヴァミュージシャンのコメントが展示されていました。



聴いているとなぜか“温かい”気持ちに包まれるボサノヴァ🎵癒しとはこういう音楽の事を言うのかもしれません。

“ボサノヴァの神様” ジョアン・ジルベルト

たくさんの癒しをありがとう🎵

どうか安らかに🙏




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