ピアノに関しての投稿が多かったので、今回は歌について書きます。

生まれてから歌に囲まれた環境で育ったせいか、ものごごろついた時から歌う事が好きでした。アニメのテーマソングや親の歌っていたオペラの一節、当時流行りのフォークソング。しかし幸か不幸か才能がなく自分はピアノを選んだわけですが、今でも歌に勝る楽器はないと思っています。

学生の時によくつるんでいた友達も何故か歌科が多く、よく夜中までオペラ談義をしたものです。

総合芸術であるオペラの中で何がいちばん大事か?とよく話題になりますが、それは間違いなく歌だと思います。ヨーロッパ留学中、有名無名さまざまな場所で聴く(観る)機会がありましたが、経験上どんなに舞台や演出が素晴らしく、どんなにオーケストラが良くても歌手が大したことないと興ざめです。個人的には最近流行りの時代設定を無視した前衛的な舞台演出は論外ですが、仮にゼッフィレッリの舞台演出だろうが歌手が駄目だと安っぽい室内楽のようになってしまいます。逆に一人でも素晴らしい歌手がいると、多少舞台や演出が悪かろうが一声でグランドオペラに様変わり。それだけ声には空気を一変させる物凄い表現力があるのですね。勿論それにオーケストラが良ければ言うことなし。その上舞台演出まで素晴らしければ、天にも昇る思いでしょう。

何とも贅沢なオペラ。昔は映画等の娯楽がなかったので、言ってみれば贅沢な生の映画みたいな存在だったのでしょうか?

個人的には、マリオ・デル・モナコやマリア・カラスらが活躍していた黄金時代の録音(イタリアオペラに関しては)がオススメです🎵

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