SUPER GT 第８戦 もてぎ250㎞レース
あっという間に来てしまった最終戦！
ランキング2位以下に対して、9ポイントのリードで迎えました。
しかし、もてぎは昨年11号車ゲイナーが圧倒的な速さで勝っているコース。
今年もゲイナーが速いことは予想できたので、その後ろにどれだけのJAF-GTマシンが入ってくるのか、その間にミクZ4が入っていけるのかが、チャンピオン獲得のポイントでした。
今回はいつもと違い、金曜日からテスト走行の時間がありました（タイでも金曜日からありましたね）。
しかし、いざ走ってみるとミクZ4の調子が悪い……。反対にゲイナーは速すぎるくらい速くて……。
ゲイナーが優勝してしまうと、ミクZ4は3位以上が絶対条件。
なのに、今のままではかなり厳しい状況です。
車のセッティングもいろいろ試してみましたが、どれも変化はあるものの、良い方向にはいかずに金曜日が終わってしまいました。
土曜日、予選。
公式練習では前日のセットを変更して走行しました。
しか～し！ 良い方向にはいかずに、チームのテンションも下がり気味……。
セッティングはいろいろ試しましたが、どれもいまひとつ。
このままではダメだ！ 予選に向けてどうするか考え考え考えた結果、いままでやったこともないセットで行くことに決定！！
セット変更というと１～３ヶ所（車高や何かの硬さ、ウイングなど）を調整するんですが、GT3でいじれる場所は全部変えたってくらい変えました。それも大幅に。
大ギャンブルです！
いよいよ予選です。Q1のアタックは片岡選手！ 車のセット変更は大成功でした。
片岡選手のアタックも素晴らしく、Q1を３位で通過しQ2へ進出！
Q2は谷口選手がこちらも素晴らしいアタックで３番手を獲得！！
車も良くなってきて、3番手グリッドからのスタートということでチームの雰囲気も良い方向へ。
すべてが決まる決勝日。
フリー走行の結果はまずまず。
ただ決勝に向けた作戦で、特にタイヤを無交換でいけるのかいけないのかなど、まだしっかり決まらないところがありました。
後編に続く。