Studieの鈴木代表より その1

新年あけましておめでとうございます。

皆様年末年始はゆっくりされましたでしょうか？

年末にチーム離脱を宣言した大馬鹿者の（株）鈴木でございます。今日はこちらの舞台で最後のブログを書く事を許して頂きましたので、これまでの想いとチーム離脱を決断した経緯などを少し長くなりますが書かせて頂きたいなと思います。

2008年8月23日の鈴鹿デビュー戦から始まり、最初は皆さんもご存知のとおり結果もひどけりゃ、初音ミクちゃん自体もその頃は知る人もほとんどおらず、失笑や野次さえリアルに飛んできて全くの色物チーム扱いでした。

僕の所には純潔なBMWファンから匿名ではなく実名で抗議のメールが17通も届き「BMWの看板をこれ以上汚すな！」と叱られた事すらありました。

翌年の2009年も多少の改善は見られたモノの、結果は決して芳しいモノではありませんでしたが、ラウンドが進んでいくうちに応援して下さる方々の数が徐々に増えてきている事を肌で感じました。そして、下から数えた方が早い順位だったり、リタイアをしても、いつも「また頑張ろう！」「だいぶ良くなってきたジャン！」と暖かい声を掛けて下さり、大変勇気を頂きました。

この方々のためにも、何とかこの初音ミクGTプロジェクトでいつか結果を出してやろう！ という想いが日に日に強くなっていったのは、今でも鮮明に思い出します。

今年もサーキットに足を運んで下さった個人スポンサー様の皆様の中にもこの頃からず～っと継続して来て下さっている方々たくさんいらっしゃいますよね。本当に素晴らしい事です。

僕が忘年会で涙が止まらなかったのは間違いなく、そんな皆さんを裏切ってしまったという想いが最後まで拭えなかったからなんです。

2010年は色々あってPORSCHEにチェンジ（この1年長くて辛かったですねぇー）。

そして、2011年からは我々Studie AGはエントラントとなり、右京さんやノブちゃんも加入して一気にTOPチームの雰囲気ムンムンしてきてチャンピオン獲得！ 念願のチャンピオン獲得！ 震えましたね！ 感動しましたね！ そして泣きまくりましたねっ！

チームスタッフと個人スポンサーさんのみんなで獲得したチャンピオンは最高の想い出となりました。

その後は2012年に2台体制でヤヤ空回りし（苦笑）、そして記憶に新しい、王座奪還を主眼に置いたエースオンリーな1台体制の2013年は、最終戦までもつれたものの悔しい三位で終了しました。三位で悔しいんですから6年前からは初音ミクちゃん人気にも劣らない物凄い勢いでステップアップしてきたんですね、やっぱりっ！

その２へ続く