グッドスマイルカンパニーが今年もサポートしている小林可夢偉選手ですが、現在、WEC(WORLD ENDURANCE CHAMPIONSHIP)と呼ばれる世界耐久選手権に出場しています。
第1戦のシルバーストーン(イギリス)ではいきなりの2位でしたが、5月3~4日にスパ・フランコルシャン(ベルギー)で開催された第2戦も表彰台の3位だったのです! ちょっと遅くなりましたが、関係者の方にお話を聞くことができたので、ご紹介します。
※可夢偉選手は「GTE Proクラス」で「#71 AF Corse」からフェラーリ458で出場しています。
「結果は3位でしたが、タイヤ選択がレースの明暗を分けたと言えます。可夢偉の71号車は2012年モデルのタイヤ、対して同チームの51号車は今回(ベルギー)から投入された2013年モデルのタイヤでスタートしたのですが、やはり2013年タイヤのほうが圧倒的にペースが速かった。
71号車も、最後の可夢偉のスティントだけ2013年タイヤで走りましたが、その時のペースがかなり良かっただけに残念です。
それから可夢偉は「(タイヤが)ハマらなかったときの対応にまだまだ勉強が必要」とも言っており、いろいろと試行錯誤しているようです。ハマれば前戦のようにベストのタイムで走れるし、今回みたいにハマらなければペースを上げる方法を模索しつつ走っています」
可夢偉選手の#71は一時はクラストップの快走を見せただけに、後退してしまったのは残念ですが、それでも2戦連続表彰台はさすがです!
次はあの伝統の耐久レース、ル・マン24時間レース。6月22~23日に開催されるので、みなさんも24時間応援しましょう!