祈りの山旅 次回行事予定のお知らせ
(当会は会員制などではなく、どなた様でもご参加自由、入会金なども不要です)
参拝行事の一覧をこちらにまとめております↓
詳細、お申し込み方法などはリンク先のブログ記事をご参照下さい。
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(文中敬称略にて失礼します)
5月25日(土)~27日(月)に、二泊三日の行程で「いざなぎ流の里」高知県物部町を訪れます。
四国山地の深い山々とゆったりと流れる物部川、高知県香美市物部町。
山あいに小さな集落が点在し、自然と寄り添う暮らしが息づいています。
そしてこの地は「いざなぎ流」と呼ばれる古くより伝承された民間信仰の祈祷が盛んに行われてきた里です。
その祭祀の形態は神道、仏教、陰陽道、修験道などの様々な要素が混ざり合った他に見られない大変珍しいもの。
祈祷の為の神楽舞は国の無形民俗文化財に指定されています。
信仰の対象であるご神仏も様々で、神道の神々様や仏教の仏様の他にも「いざなぎ様」「天中姫宮」と拝される独自の神格もあり、また祈祷を担うのは神職でも僧でもない「太夫(たゆう)」と呼ばれる方々。
師から弟子へと伝えられる祈祷法は一様ではなく、それぞれが独自の物を受け継いでこられているそうです。
また、神様に祈る際に読み上げられる「祭文(さいもん)」や、神様の依り代となる和紙から精密に切り出された「御幣(ごへい)」などは多種多様なものがあり、いざなぎ流の特色の一つとなっております。
「効くものは何でも使うき。わしらは何でも習うて使うぞ。」
とは残された数少ない太夫の一人、森安正芳さんの弁。
NHKの新日本風土記という番組で物部町が取りあげられた時にも沢山写られておられましたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
その中での笑い声ととても明るいお人柄が印象的な方ですが、祈祷や修行中の一分の隙もない真剣な表情からは己を律し神仏に向き合う者の厳しさがうかがえました。
初めて物部町を訪れた際ご縁に恵まれまして、なんとその森安太夫さんにお会いする事が出来ました。
初対面の私にも気さくに接してくださり、いざなぎ流の作法や考え方、昔の太夫さんの凄まじい法力のお話や、不思議で恐ろしいお話など様々なお話をしてくださいました。
その時も笑顔と明るい笑い声を絶やさない森安さんでしたが、お話がご神仏様や修行についての核心に近づいた時に見せる真剣な眼差しには「実践者」の深みが感じられ、改めてそのお人柄に惚れ込みました。
そして以前に同じ行事で訪れました際には興味深いお話や御幣切りを教わる機会を得、ご参加の方には好評をいただきました。
今回再び多くの方に物部町やいざなぎ流の事をもっと知っていただきたいと思い、物部町を訪れる旅を企画いたしました!
車両にて以下の物部の里の寺社、景勝地を巡ります。
夏には「ハッサン」という行事のある、笹普賢
大日寺
大護摩と火渡りも行われる、高板不動
伝説の残る男池
柳瀬神社
美しい自然を感じられる、べふ峡
などを訪れる予定です。
(事情により変更もあります)
もしかすると太夫さんのご都合次第でご同行いただけるかもしれません(確約は出来ませんのでご了承下さい)
宿泊はいざなぎ流の里 物部町大栃をディープに感じていただける「まきの宿」です!
まきの宿ホームページ↓
予約は私の方で一括して行います。
こちらに二連泊します。
基本的に素泊まりですが、別途有料で夕食朝食もご用意いただけるとの事ですのでご希望お知らせ下さい。
そして森安太夫さんからのいざなぎ流についてのディープなお話や、特色のある「御幣切り」も教わります!
(御幣切りの道具は用意しますのでご持参は不要です)
いざなぎ流の御幣は他に類を見ない形で大変種類も多いですが、物部地区内でしか使用されておらずたまに都市部での宗教物の展示行事などで目にする事が出来る程度です。
御幣を実際に目にするだけでも珍しい事ですが、今回は太夫さんのご指導のもとご自身で製作出来るという貴重な機会となります。
まずは簡単なものから始め、出来る方は鯛を釣るえびす様など、ちょっと複雑な御幣にも挑戦いただけます。
どなたも初めての初心者、型紙もありますし優しくご指導いただけますのでご心配は要りません!(笑)
三日間のうち、太夫さんのご都合で行程が変わります。
地元でのご祈祷が急遽入ったりされる事があるそうですので、今回は里の神様のご機嫌次第の旅となります(笑)
その辺りもお楽しみいただけたらと思います。
物部の自然と集落の方々の暮らしぶりとそこに鎮まられるご神仏様の世界、そしていざなぎ流の太夫さんにお話と御幣切りを教わるという本当に貴重なこの機会、是非多くの方にご参加いただきたく思います。
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祈りの山旅 参拝の会 5月度行事
令和6年5月25日(土)〜27日(月)
【集合 】
その1
午前8:15 JR天王寺駅中央改札前コンビニ入り口付近
その2
午前9:00 JR新大阪駅3階 新幹線中央口改札前
車乗り合わせの上で現地へ向かいます。
*土佐山田駅(高知駅から程近いです)での現地集合も可能です。
その場合25日14時過ぎごろ、または26日の朝にお迎えにあがります。
関東及び各地からの高知への高速夜行バスなどもありますので、お気軽にご相談ください。
解散時刻は19頃 新大阪駅または天王寺駅着予定(交通事情などにより遅くなる可能性もあります)
【参加費用】
27,000円
(ガイド料、太夫さんへのお礼、有料道路料金 燃料費などの車両負担代込み)
旅行保険の加入は取り扱わない様になりましたので、各自でご加入下さい。
[ご注意!]
宿泊費、両日の食事代は含まれませんので別途各自でご精算ください。宿泊費は現地決済になっておりますので当日お宿に直接お支払い下さい。
【宿泊について】
素泊まりお一人様一泊8,000~10,000円前後
上記の二泊分が必要です。
お宿の部屋割りは基本的に男女別の相部屋となります。
設備、寝間着、アメニティなどはお宿のホームページからご確認下さい。
【定員】
今回は4名様限定となります。
お申し込みの先着順とさせていただきますので、お早めにご検討、お申し込みください。
【服装】
自由(歩きやすい服装でお越しください。道中は滑り易い箇所もありますので、スニーカー以上の歩きやすいしっかりした靴をお勧めします。雨天時用に代えの靴のご用意があると良いかもしれません。)
【持ち物 】
傘やカッパなどの雨具もお忘れなく。
また、ご朱印もいただけますのでお持ちの方はご朱印帳もどうぞ。
【注意事項 】
物部町の寺社様をお詣りします為、太夫さんから催行日前日は肉食(特に四つ足の動物)をお避けくださいといわれております。(魚類は可)
なお、場を乱す様な言動や勝手な行動をされる方は途中でも離団していただきます。(その際は参加費は一切お返しいたしません。また自費で帰っていただきますのでご了承ください)
天候、道路状況や太夫さんのご都合などでスケジュールの変更がある場合がありますことを予めご了承ください。
【お申込金について】
申し訳ありませんが、宿泊費などを除きましたご参加費用の全額をお申込金として先にお振込みいただく事にさせていただいております。
催行日間近のキャンセルが増えており、赤字催行を余儀なくされる日もありましたので、申し訳ありませんがその為の措置として何卒ご協力願います。
お振込みはお申し込みのご連絡の後、なるべく1週間以内にお願いいたします。
時おりお振込みが遅れる方がおられます。
大幅な期間延長は前述の性質上お受け出来ませんが、ご事情のある方は必ずその旨をご連絡ください。
ご事情の連絡なく1週間よりも遅れる方は次回からのお申し込みをお断りする場合があります。
お申込金の振込み先はお申し込みのご連絡をいただいた後、直接ご連絡させていただきます。
【お願い】
キャンセルは出来るだけなさらない様にお願いいたします。
体調不良、ご家庭やお仕事都合など仕方ない場合もありますが、最近身勝手な理由で簡単にキャンセルする方が増えており、非常に困っております。
措置として、この度キャンセル料金を改定します。
万が一キャンセルされる場合お申込金の払い戻しをいたしますが、キャンセル料金が発生いたします。
お申し込金からキャンセル料金を差し引いた額が払い戻し金となります。
キャンセル料金は、
出発日の20日前までは20%
7日前までは50%
3日前までは70%
前日までは80%
当日は100%
とさせていただきます。
(荒天により中止の場合のキャンセル料金は発生しません)
【お申込み方法】
ご参加希望の方はメールにてお申し込みください。
「5月いざなぎ流の里巡り参加希望」と件名にご記入の上、本文に
・お名前
・ご住所
・お電話番号(当日お持ちの携帯電話番号)
・旅行当日のご年齢
・緊急連絡先(お名前とお電話番号)
・集合ご希望場所(天王寺駅か新大阪駅のどちらか)
・夕食、朝食のご希望
・食べ物のアレルギーの有無(ある方はその詳細)
*昼食選びの参考にいたします。
をそれぞれご記入いただき、
inorinoyamatabi@gmail.com
(↑メールへリンクがいかない場合は、お手数ですがアドレスをコピペしてご入力ください)
までご連絡ください。
色々と記載しましたが、ご不明な点などございましたら、気軽に問い合わせ下さい。
物部町は私個人的にも大好きな場所で、また訪れられるのを本当に嬉しく思っております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!