スチュワード物語 第2章 卒業 ⑫ | 映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ

映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ

一人の日本人男性が海外に渡り、日本で実現出来なかった国際線の客室乗務員になる物語です。日本の空には男性パイロットは多数存在しますが、男性客室乗務員は殆ど存在しません。

この物語を通して今後多くの男性客室乗務員が増えてくれることを期待します。

「最後のテスト」前半


5週目の水曜日はトレーニングを卒業するまで、残り3日と迫った12人にとって最後の試験ともいえるモックアップサービスが組まれていました。


8時10分過ぎに、勝弘がモックアップギャレーのある部屋に行き、コーヒーブレイクを楽しんでいると、先日、オーダーしておいたサムソナイトのスーツケースがクラスに届いていると知らせがありました。料金は現金又は、チェックで支払う事になっていたので、昨日のうちに用意しておいたチェックをセールスマンに渡しました。


「わー、やっぱりいいね、このスーツケース。センターのパーテーションがしっかりしていて、専用のハンガーも3つあるから、ジャケットやワイシャツもしわになりにくいしね。10日間のDutyとかだと、荷物も多くなるからこの収納力も魅力だね。」


「スーツケース自体が5㎏ちょっとあるから、少し重いけど、私達クルーは超過荷物料金は一切取られないから、20kg超えても大丈夫だから、お得よね。」

$映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ
※実物とは異なりますが、イメージ画像です。


「へえー、そうなんだ。でも、だからと言って外地でたくさんお土産を買って、思い荷物ばかり載せると、それはそれで顰蹙かうと思うわ。私達は新人だから、あんまり目立つ事はしない方がいいよね。」


「そうね、先輩とかは、LAXのコストコで30kgのドックフードが安いとか、子供のクリスマスプレゼントだからと言って、シンガポールで自転車を購入してそれをオークランドまで持って帰ったりしているようだけどね。」


朝から、届いたばかりのスーツケースを目にしてハイテンションになっているトレーニング生達は皆、緊張する事もなく元気な様子でした。12人の中でジェーンとサラ以外は、20代と言う事もあり、昨日のトレーニングフライトの疲れは全く感じられませんでした。


教室に戻ると、直ぐにミッシェルがやって来ました。


「今日はいよいよ、お客様をお招きしてのモックアップサービスだけど、皆、準備はOK」


「もちろん、かな?」とジェームズが少し含みを持たした言い方をしました。

$映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ


「それじゃ、今から747のモックアップルームへ移動します。はじめに第一グループからFA役をしてもらいますので、頑張って下さい。第二グループはお客様役をしてもらうので、外部のお客様と一緒に別室にて、呼ばれるまで待機していてください。」


「このモックアップサービスの研修が実質上、最後のテストになるから、皆、全力で立ち向かってね。」


ジェームズ他、5人がフライトに向けた準備をしている間、勝弘達は自分達のサービスの手順や役割分担を再確認していました。勝弘はミッシェルの“これが最後のテスト”と言う言葉に、本の少しだけプレッシャーを感じてはいたものの、どちらかと言えば、昨日のトレーニングフライトではDutyのクルー達のサポートしかできなく、実際のお客様にサービスしたくてうずうずしていたので、そのサービスを体験できる事に喜びを感じていました。


その気持ちは他の5人も同じようでした。リーダーのケイトがそれじゃ、今から私が全体の流れをこのホワイトボートを使って説明するから、皆で確認しようと提案し、残りの5人は「OK」や「Good idea」と言いながら親指を上にたてて、「いいね」と返しました。


つづく



最後まで読まれた方は、コメント是非、コメント書いて下さい。あなたの心あたたまるコメントが何よりも、小説を書く原動力になりますので、どうぞよろしくお願いします。m(u_u)m

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


飛行機「スチュワード物語」のストーリー説明

日本では珍しい男性の客室乗務員として、約7年間ニュージーランド航空で働いた著者の自伝をベースに作ったストーリー。

実際に出てくる人物名やその他は架空のものです。

第一シリーズは主人公の武藤勝弘が念願のキウイエアラインに内定し、そこから3度の短期契約を経て正社員に昇格するまでの1年半を描いています。

外資系航空会社のキャビンアテンダントとして働く日本人男性の事をもっと多くの方に知って頂けましたら嬉しいです。

キウイエアライン:南半球、ニュージーランドの航空会社でその国を代表するフラッグキャリア。


武藤勝弘:主人公、東京の旅行専門学校を卒業後、大手旅行会社で3年間外販セールスを担当、その後、ヨーロッパ中心の添乗員を目指し、イギリスに留学、それがきっかけで航空会社の客室乗務員を目指すようになる。


木村剛:勝弘の先輩フライトアテンダントでメンター的な存在。キウイエアライン以外にジャーマンエアウェイズでも3年間の乗務員経験がある。

ミッシェル:勝弘達、契約ベースFAのインストラクター、乗務歴8年、夫はキウイエアラインの副操縦士

「勝弘の同期入社のFA」

ジェームズ:ウエリントン出身、元バーテンダー、28歳

キャシー:ハミルトン出身、元グランドスタッフ、27歳

アンディ:クライストチャーチ出身、元ホテル勤務、24歳

カオリ:オークランド出身、元化粧員販売員、24歳、日本人の母とNZの父を持つハーフ、子供の頃埼玉に一時期住んだ経験がある。

レイチェル:タウポ出身、新卒、23歳、日本の栃木に留学経験あり。

ミキコ:クィーンズタウン出身、元ホテル勤務、28歳、日本の大学を卒業後、家族でニュージーランドに移住、両親はおみやげ屋さんを経営。

ジャスティン:オークランド出身、元宝石商、25歳

アメリア:オークランド出身、元小学校の先生、26歳

ジェーン:ウェリントン出身、グランドスタッフ、32歳

ケイト:オークランド出身、元UKエアーのFA、27歳

スーザン:タウランガ出身、元ホテル勤務、29歳、日本の新潟に留学経験あり。

サラ:クライストチャーチ出身、元旅行株式会社勤務、30歳
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


アップ「スチュワード物語」 映画化プロジェクトのグルっぽでは、あなたの加入を心よりウェルカム歓迎致します。


客室乗務員 ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画予告編へ
にほんブログ村

読者登録してね

アメンバー募集中

大映テレビ ドラマシリーズ スチュワーデス物語 DVD-BOX 前編/エイベックス・トラックス

¥19,950
Amazon.co.jpハッピーフライト スタンダードクラス・エディション

¥3,152
楽天

【送料無料】 アテンションプリーズ 【DVD】

¥17,955
楽天