スチュワード物語 第2章 卒業 ⑥ | 映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ

映画「スチュワード物語」2013年秋公開のブログ

一人の日本人男性が海外に渡り、日本で実現出来なかった国際線の客室乗務員になる物語です。日本の空には男性パイロットは多数存在しますが、男性客室乗務員は殆ど存在しません。

この物語を通して今後多くの男性客室乗務員が増えてくれることを期待します。

「アメリカンズ・カップとDuty Free Shop(免税店)」


1999年当時、ニュージーランドの総人口は383万人で、そのうちオークランドには4分の1に当たる約90万人が住んでいました。首都のウエリントンはと南島の中心都市クライストチャーチは大体30万人程の人口で、約3倍近い人口がオークランドに集中していましたので、政治の中心こそ、首都ウエリントンが担当していましたが、ニュージーランド経済の中心はダントツでオークランドがになっていました。


勝弘達がトレーングを受けていた10月は、ヨットレースの最高峰「アメリカズ・カップ」の前哨戦である、ルイヴィトン・カップが開催中でした。日本からもチーム・日本チャレンジが韋駄天(いだてん)と言うヨットで参戦中で彼らを応援するため、日本からキウイエアラインを使ってオークランドにやって来て、レースの期間中は長期滞在している人達もいました。


海の上のF1レースの異名を持つアメリカズ・カップにおけるチーム・ニュージランドの立ち位置は、サッカーのワールドカップで言うところのブラジルのような存在です。1995年にアメリカ西海岸、サンディアゴで行われた前回の大会で優勝。今回はディフェンディングチャンピオンと言う事で、ホストカントリーの立場でレースに望んでいました。


そして、ニュージーランドの中でも、とりわけオークランドは通称「シティ・オブ・セイル」(帆の街)と呼ばれるばれ、セーリングが盛んな街として有名。そんな事もあり、オークランダーにとって、ヨットに乗ることはそれ程珍しくないと言う状況であり、ニュージーランド国民にとっても、ヨットは馴染みのスポーツでした。


今回アメリカズ・カップの開催地に選ばれたオークランドはシティの中心地に「アメリカンズ・カップ村」を急ピッチで建設されました。ルイヴィトンカップとアメリカンズ・カップの開催中、世界中の富豪がヨットレースの観戦にやって来ると言うことで、ウォータープロントに高級なコンドミニアムが多数建てられ、ニュージーランドの有名シェフが監修したレストランやブティックに、ネイルサロン他、その当時のオークランドはバブル景気のような盛況ぶりでした。

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※アメリカズ・カップ・ヴィレッジ


メイクアップトレーンングを終えて、何時もより2時間近く早く解放された男子4人は、DFS(免税店)ギャラリア・カスタムハウスを訪問しました。3階建てのクラシックな建物はニュージーランドで最大の免税店でオークランドの中心、カスタムスストリートとアルバートストリートのコーナに位置しています。アメリカズ・カップ村から歩いて数分の場所にあり、このアメリカズ・カップ開催の恩恵を非常に多く受けてるようでした。

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※DFS Galleriaの写真

「会社の規定だと、ネクタイピンはシルバーかゴールドで、派手な装飾がないシンプルなものじゃないとダメだったよね。」勝弘はジャスティンに話しかけました。

「そうだったよね。俺、飛行機がついているヤツがいいなって思ったんだけど、アピアランスチェックで引っかかりそうだから止めとくよ。」

時計売り場の側にいたアンディが振り返り会話に加わりました。

「時計もシルバーかゴールドが中心で、黒の皮製のバンドなら大丈夫みたいだけどね。折角フライトアテンダントになったんだから、エアラインIDを使って2割引きで良いものを買っておかないと損だよな」


勝弘は、ティファニーのコーナーでシンプルなシルバーのタイピンを買いました。本当はフライトように時計も新調したかったのですが、それは、最初のDutyが終わり、アローアンス(乗務手当)を貰ったら、買うつもりでいました。


ジャスティンは彼女に頼まれた、化粧品を数品購入し、アンディとジェームズは友人に頼まれたタバコとワインを購入していました。オーダーした商品はそれぞれ、来週、火曜日のブリスベン・トレーニングフライトの帰りに空港でピックアップする手続きを済ませ、その場を後にしました。


つづく。

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※オークランドシティ


最後まで読まれた方は、コメント是非、コメント書いて下さい。あなたの心あたたまるコメントが何よりも、小説を書く原動力になりますので、どうぞよろしくお願いします。m(u_u)m

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飛行機「スチュワード物語」のストーリー説明

日本では珍しい男性の客室乗務員として、約7年間ニュージーランド航空で働いた著者の自伝をベースに作ったストーリー。

実際に出てくる人物名やその他は架空のものです。

第一シリーズは主人公の武藤勝弘が念願のキウイエアラインに内定し、そこから3度の短期契約を経て正社員に昇格するまでの1年半を描いています。

外資系航空会社のキャビンアテンダントとして働く日本人男性の事をもっと多くの方に知って頂けましたら嬉しいです。

キウイエアライン:南半球、ニュージーランドの航空会社でその国を代表するフラッグキャリア。


武藤勝弘:主人公、東京の旅行専門学校を卒業後、大手旅行会社で3年間外販セールスを担当、その後、ヨーロッパ中心の添乗員を目指し、イギリスに留学、それがきっかけで航空会社の客室乗務員を目指すようになる。


木村剛:勝弘の先輩フライトアテンダントでメンター的な存在。キウイエアライン以外にジャーマンエアウェイズでも3年間の乗務員経験がある。

ミッシェル:勝弘達、契約ベースFAのインストラクター、乗務歴8年、夫はキウイエアラインの副操縦士

「勝弘の同期入社のFA」

ジェームズ:ウエリントン出身、元バーテンダー、28歳

キャシー:ハミルトン出身、元グランドスタッフ、27歳

アンディ:クライストチャーチ出身、元ホテル勤務、24歳

カオリ:オークランド出身、元化粧員販売員、24歳、日本人の母とNZの父を持つハーフ、子供の頃埼玉に一時期住んだ経験がある。

レイチェル:タウポ出身、新卒、23歳、日本の栃木に留学経験あり。

ミキコ:クィーンズタウン出身、元ホテル勤務、28歳、日本の大学を卒業後、家族でニュージーランドに移住、両親はおみやげ屋さんを経営。

ジャスティン:オークランド出身、元宝石商、25歳

アメリア:オークランド出身、元小学校の先生、26歳

ジェーン:ウェリントン出身、グランドスタッフ、32歳

ケイト:オークランド出身、元UKエアーのFA、27歳

スーザン:タウランガ出身、元ホテル勤務、29歳、日本の新潟に留学経験あり。

サラ:クライストチャーチ出身、元旅行株式会社勤務、30歳
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