新車購入から6年目になりましたが、つい最近このバイクへの認識が激変し、新たな発見もありましたので改めてレビューしたいと思います。
購入当初は峠をメインにしたツーリングや街乗り、エクストリームライドを楽しんでました。
690smcrを乗るまでは…
GSX-R750や1000、ZX7-Rや9R、ZZR400、FZ400、スティード400、ガンマ250、TS200R…その他色々乗ってました。
さてsmcrの諸元表を見ると、国産の中型モタード程度の車重に70馬力のエンジン(2015年は67馬力)と楽しそうな数値が並びます‼️…
しかし‼️
WR250XやDトラ、DRZなどの国産モタード車に比べ
ハッキリと劣る部分があります!
それは…
自由自在感です‼︎
コレ、街乗りモタードでは最重要要素ではないでしょうか⁉️💦
具体的に説明すると、平均的な国産モタード比
5〜60mm長いホイールベースと…
キャスター角度が…
約1°多い‼︎事です‼︎※もっと多い場合も
何だ… たったの1°の差かよ…
と思うなかれ‼️
国産モタードでオフ車の兄弟車があるモデルのキャスター角度を見て下さい‼️
WR250X→Rも❗️
DRZ400SM→Sも❗️
Dトラッカー→KLXも❗️
全部オフ車バージョンはキャスター角度が約1°多くなってます‼️
そして、、、
国産車での『オフ車のキャスター角度』が、、、
690smcrのキャスター角度なんです‼️
キャスター角度が増えるとトレール量が増えるので、直進安定性は出ますが、
ヒラヒラ感は減ります。
単純に言うと…曲がらないです☝️💦
Dトラッカーに未だにファンが多いのは名機と呼ばれるエンジンもありますが、、、
25.5°と言うキャスター角度のヒラヒラ感が実は大きな理由では無いかと推測されます‼️
WR250Xがキャスター角度26°です。
250cc最強のWR250XとDトラッカーを乗り比べても…
「何故かDトラッカーの方が楽しいな」
なんて方、結構聞きますが絶対キャスター角度も寄与していると思いますよ!☝️✨
※フレームの好みもあるでしょうけどね
さてsmcrですが…
カタログ表記キャスター角度63°…
つまりコレ90°-63°=27°って事?と理解してます。
27°のキャスター角度って言うと国産で言うオフ車の様なディメンションなのでいくら見た目上17インチを履いても少し長いホイールベースと合わせて曲がり難い訳ですね💦
街乗りレビューとしては、もう一点欠陥があります💦
ハンドル切れ角が狭過ぎる事です💦
UターンなどでDトラッカーやWR250Xの感覚で回ろうとしたらハンドル切れ角度狭すぎて転ぶ事もあり得る程です。
キャスター角度は走行中の曲がりにくさ…
ハンドル切れ角の狭さは取り回しなどの曲がりにくさ…
そして、890mmのシート高で足付きは厳しいです。
…
峠などのスポーツ走行でも『曲がらないなぁ』と常に思ってました。。
そして高速道路では100km以上で巡行するとエンジンオイルがどんどん減っていきます💦
オイル交換サイクルは約1000kmが限界。
コレを超えると明らかにガチャガチャして来ます。
※稀にオイルの減らない個体もあり、その個体ではオイル交換サイクルも4〜500kmは伸びます
ついでに言うと新車購入から5年間、メーカー保証で直したおおよその金額は50〜60万円以上と思われます。
それでも…
28年間のバイク人生でsmcrが1番長い所有バイク
になっているのは、
スポーツ走行での車体の軽さとエンジンが楽しい事…
そして…
カッコいい‼︎
からだと思います
※smcrが曲がらないと言う話には続きがあります。
レビュー②へ続きます