本書の著者が文藝春秋5月号の巻頭随筆に小文を寄せていた。事前に版元ダイヤモンド
社の担当者と練った戦略が大当たり。2年連続でビジネス書のベストセラーランキング1位となった。
そのジャンルにはまだヒットした本が出ていない、「思考法」ジャンルの棚に置いてもらえるように
ターゲットを「若手ビジネスパーソン」に絞らずおや、これはなにがかいてあるのだろうと
万人の手にとってもらえるように趣向を凝らした(もよう)。
著者は外資系コンサルタント会社に12年勤め独立した「社長」。
ふーんそんなに面白いのかと思い、図書館で検索したところ予約者が6百数十名連なっている。
まいった。
ドイツ人はなぜどうのこうのというビジネス系指南書的な本ははっきりいってかなりつまらなかった。
頁組の行間がやたらあいていて、ぱっと見の印象としてスカスカだった。こちらのほうが面白そう。