1945年9月刊行価値観の劇的な変化の中... | 元・深川江戸資料館ボランティア   1986-2024

わずか4か月で360万部以上売れた大ベストセラーが復刻された。

本というより小冊子。当時、神田錦町の科学教材社が出版した。

 

入手経路は、買ったのではなくミニコミ誌でアンケートの景品の一つとして

送付されてきた。もともとこのような本(ISBNつき)がでていることすら

知らなかった。戦後すぐにベストセラーになった書名としてきいたことはあったが。

実物がこのような体裁のものであったとは。

 

 

 

 

追記 同封の4つ折りの挟み込みは両面印刷されており、

「日米會話手帳」発行物語 が裏面にビッシリ印刷されている。

 

それを書いたのは現社長の祖父で創業者の小川菊松氏。玉音放送を

会社の電話交換室にあるラジオで涙を流しながら聴いた、とある。

結構感動的な内容であった。うっかりみすごすところであった。

なぜこのたび復刻版をてがけるようになったかの所以がここにあった。

すばらしいとおもう。確かにあの時と同様の時代の転換期にあると当方も思う。