昨日図書館でonline予約したら378番でした。講談社なんですね~。
彼女は器用なひとで、凄い集中力の人だそうです。執筆がはやいし、どこでも自分一人の世界に没入して
かくことができる。執筆スイッチみたいなものが埋め込まれている作家のようです。
先般亡くなられた加賀乙彦氏のようなかたは完全に1つの世界だけ。よしあしではありません。
ただ現世では作家が多い。全力投球し続けなくてはいけないとおもいます。湊かなえさんなんかすごい
元主婦なんですから。
林さんはいま宮尾登美子の生涯にとりくんでいると、たしかおっしゃっていましたね。徹子の部屋で。
長命の家系に生まれついたのを幸いに一生書き続けるといっていました。(母上父上没年齢101/93)
それはそうと、佐藤愛子さんは99歳になられたとか。
一方、有吉佐和子さんは早くに亡くなられほんとうに惜しい作家でした。
なにしろ教養の深度がすごいし、ジャーナリスティックなもろもろを小説に盛り込んでいるところ。
長生きしていただきたかったです。今読んでいる(読了まじか)なのは 「不信のとき」 。
日本経済新聞連載の小説だったそうです。30年後の人口、65歳以上が人口の25%になる その二つの予言を主人公の妻、道子にいわしめているところです。