日本人ゆえ背景が一応わかっている(とおもっている)。無駄のないまとまった文章。推定20代と思われるカリフォルニア大学サンタバーバラ校で東アジアの言語文化を研究、博士号候補者の学者(専門は日本の宗教)の方の書いた文。難しい単語をほとんど使っていない。かといって完全に理解できたかというと、一部意味はこんな感じでいいのかなという文章にもでくわした。
神道、政治家の靖国詣で。そもそも神道とは、もとをたどると天照大神だと、など。こうして短くまとめられた論文の一部を読む限り西欧の宗教的価値観とは異次元にある非常に原始的かつ「野蛮な国」のように映る。経典もなく現世御利益に突っ走る多様なアニミズムもどきに無節操にどっぷりつかっている現政権。これからいったいどうなるのだろう。ひょっとしたらまた犠牲者が出る?